お母さまからご連絡がありました。

 

発表会の候補曲のご相談です。

 

 

本人の考えている曲はあるけれど、

 

先生からの候補曲も聴いてみたいのです、ということで、

 

考えてみますね、とお返事しました。

 

 

 

楽しいのは、

 

毎回私がお伝えする候補曲を、

 

通知表みたいに感じていらっしゃるというお話。

 

 

だいたいの進度を考えながらの選曲ですから、

 

なるほどそういう面もあるかもしれないなぁと、

 

何だか納得してしまいました。

 

 

 

とはいえ、子どものことですから、

 

いきなりぐんと伸びることもあるし、

 

その時々のその子の課題みたいなものを何となく感じながらの選曲なので、

 

レベル感だけで選んでいるわけでもないのですね。

 

 

チャレンジ曲として、とにかく最後まで弾いて自信をつけてもらいたい時と、

 

完成度を上げることを考えて弾いてもらいたい時では、

 

選ぶ基準も当然違ってきます。

 

 

それに生徒さんの性格によって、

 

手に届く曲を着実に弾きたい子もいれば、

 

とにかく難しい曲を弾きたい子もいますね。

 

 

こんな曲を弾きたい、という気持ちは、

 

自分を成長させる力の表れだと思うので、

 

出来るだけ尊重したいとも思っています。

 

 

 

もちろんレベルに合った曲を選ぶというのは王道で、

 

私から提案するときには大きく踏み外すことはしませんから、

 

通知表みたい、というのは確かに言い得て妙ですね。

 

 

 

確かに発表会の候補曲は、

 

だいたいこのくらいは弾けますね、というお知らせでもあるかもしれません。

 

 

そしてもちろんそれだけではなくて、

 

さらに伸びていこうねという思いを込めた、

 

生徒さんへのエールでもあるのだと思いました。

 

 

 

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