「ここは何個伸ばすの?」ときいては、

 

数字を書き込んでいきます。

 

 

短くなってしまう音がいくつかあるので、

 

教えていた時です。

 

 

 

一緒に弾きながらタイミングを指示したりしていましたが、

 

ちょっと心もとない・・・と思っていた時に、

 

自分から質問を始めたのです。

 

 

小節をまたいでタイでつなげる音などは、

 

何個伸ばすかではなく、拍の感覚をつかんでほしい所ですが、

 

正確に弾くために自分で考えた打開策ですから、

 

そこは大切にしたいですね。

 

 

 

ひと通り書き込み終わって、

 

じゃあやってみよう、となった時には、

 

ぴったり合うようになっていました。

 

 

気を付けるべき音の所で、

 

自分で数を数えて弾いたのでしょう。

 

 

その意欲も集中力も、素晴らしいですね。

 

 

 

この子は今回の発表会の曲で、

 

飛躍的に進化したのです。

 

 

それまでは修正点を伝えても、

 

「わからない」「ムリ」を連発していたのですが、

 

今回はこうして積極的に修正しようとするのですから、

 

目を見張る成長ですね。

 

 

 

この子の中に、

 

やってみようという気持ちが出てきたのは、

 

やればできる自分に、信頼感が出てきたからかもしれません。

 

 

ほんの少しの進歩も、

 

「できた!」「すごい!」と言い続けていると、

 

ある時急激な変化が起こることがあるのだなと、

 

そんな姿を見ながら嬉しく思っています。

 

 

 

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久しぶりに笑顔が見られました。

 

 

難しい曲に挑戦して、

 

ちょっと苦戦していた生徒さんです。

 

 

 

これまでも、

 

難しくても素敵だと思う曲に挑戦して、

 

弾き切ってきた子なので、

 

今回も大丈夫だろうと思ってはいましたが、

 

少し大きくなって色々な意識が出て来たこともあるのか、

 

なかなかいつものスイッチが入らなかったのですね。

 

 

 

いくら力があっても、

 

その気にならなければ弾けるようにはならないレベルの曲ですから、

 

少し心配がよぎったりもしたのですが、

 

そこはさすがの〇〇ちゃん。

 

 

しっかりスイッチを入れて、

 

最後まで弾けるようになったのが前回のレッスン。

 

 

今回は、

 

間違えやすいトリルの入れ方を練習してみると、

 

理解して、弾けるようになりました。

 

 

 

「〇〇ちゃんにはいつも期待しすぎてかわいそうかなとは思うけど、

 

その気になればこんなに弾けるんだから、

 

期待したくなる気持ちも分かるでしょ?」

 

と言ってみると、

 

うん、とうなずく表情がにこやかです。

 

 

スイッチが入るまではなかなか見せてくれなかった笑顔に、

 

ああ、大丈夫だな、と思いました。

 

 

 

ピアノの上手な自分、

 

がんばればできる自分、

 

がんばることの出来る自分に自信を持って、

 

持っている力を発揮しながら成長してくれたら嬉しいですね。

 

 

 

 

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右手だけなら弾けるようになっている部分の、

 

左手も練習してみました。

 

 

ここは右手と左手が同じ動きをするので、

 

理解できれば弾きやすいのです。

 

 

 

とはいえ、

 

そんなことが分かるのは音楽経験を積んできたからで、

 

初心者の小さい子どもには、

 

見たことも無いような複雑な動きに感じられても不思議はありません。

 

 

最初はちょっと躊躇しているようにも見えましたが、

 

何度かやっているうちに、

 

何をすればよいのか分かってきたようです。

 

 

 

私が左手を弾いて右手だけ弾いてもらったり、

 

その逆をやってみたりと繰り返していたら、

 

「やってみる」と言って、

 

自分から両手を弾き始めました。

 

 

所々つまずきながらも何とか弾けて、

 

すごいすごい!とお母さまと一緒に拍手していたら、

 

またまた自分から弾き始めます。

 

 

うまくいかなくてちょっとめげそうになっても、

 

大丈夫大丈夫と励ますとまたやってみるのは、

 

自分でも手ごたえを感じているからかもしれません。

 

 

 

しばらくそんな挑戦を繰り返しているうちに、

 

だんだんスムーズになってきて、

 

すでに弾けている他の部分とつなげて、

 

最後まで弾くことができました。

 

 

本当によくがんばったねと、

 

頭をナデナデしたくなりましたが、

 

誇り高い男子ですから、ちょっと我慢。

 

 

 

お家であまり練習出来ない割に、

 

レッスンでやったことを忘れないで弾いてくるのは、

 

逆にすごい!といつも思っているのですが、

 

きっと集中力のある子なのでしょうね。

 

 

レッスンでの様子を見ていても、

 

できるまでがんばっている時の表情が、

 

なかなか素晴らしいのです。

 

 

 

やればできる自分に自信を持って、

 

もっと練習したくなる日も、

 

そんなに遠くない気がしています。

 

 

 

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