音楽は何のためにあるのか


ルターは

音楽は神からの賜物


と言いましたが


私もこれに近い感覚を音楽に対して持っています


そして


私が目指す音楽は

弾く側も聴く側も

如何に音楽そのものを楽しめるか


ということです


照明に凝ったり

演出に凝ったり


それもできる範囲でいつも考えますが


音楽そのものに

心が動く世界


音楽そのものの探求が

ワクワクしながらできる


そんな世界をどうやって作っていくか


考えます


ですので

音楽を楽しいと感じられない

ネガティブな要素を

如何にプラスにできるか


そして

どれだけ楽しんで音楽ができるか

ピアノに取り組めるか


このことを

最も大事にしています


たとえ

こちらの望むレベルで弾いていない時さえ

ご本人が楽しんで取り組んでおられる様子が

伝われば

それ以上を無理強いすることもしません


ご本人が

問題に感じておられることにのみ

フォーカスを当てて

サポートする


そんな感覚でレッスンしています


ですが

大人の方々は

どんどん成長されておられます


というのも

ほとんどの方々が

問題点をご自分で自覚されておられ

そこにアプローチしていくレッスンですので…



小さいお子さんの場合は

自覚できるレベル

認識できるレベルは当然大人よりも低いですので

(たまに高いお子さんおられますが)


ご本人が受け取れるまで待つ


ということを大切にしながら

基本的なスキルを身につけていただく

ために

できるだけ楽しいという気持ちが生じるような

提供の仕方を学び続けたいと思います


発表会でも

どれだけ楽しんで取り組めたか

演奏できたか


が私の中での評価基準です


自分の感情に偽って

楽しいフリ


は最悪だと思っていますが


耳が、身体が自然に反応して

ポジティブな言動にまで変化を与えるようなもの



年齢や

育った環境や性格

触れてきた音楽


人によって違うので


音楽の提供の仕方の工夫


これは際限なく学ぶことができると

思っています


漠然と

ポップスとかピアノが弾けたらいいな


という動機で来られる方が多いですが


レッスンに来てくださる方々に

音楽の良さを感じていただきたいし


特にクラッシックピアノ音楽を

追求していく楽しさ


味わっていただきたいという

熱い想いは

私の中で

消える事がありません


物事を楽しめる


という世界


もともとつくれる人います


私の息子はそうですね


楽しむことを知っている

ので

楽しめないと思ったら

時にはそこから距離をとる選択も…



他人を楽しませることが好きなので

自分が楽しむことで

その場を楽しい空気にするコミュニケーション

が上手でした


ーコミュニケーションに

興味があったようで

デンマークではコミュニケーションについて

学んで来たようですー


楽しむ


にもスキルが必要なんじゃないか?


そしてこれも

人間力の重要な要素


と感じていた私は

息子を見ながら

いろいろ学ばせてもらうこともありますし

質問していろいろ教えてもらうこともあります



音楽を楽しむことに関しては

誰にも負けないぞ


という思いで

音楽を如何に楽しんでいけるか


上達していなければ

楽しみは続かない


そのためには

ネガティヴな要素も

通らなければなりません


ですのでそれらを

如何にポジティブに変えていけるか


遊びに変換できるものはどんどん変換していく

肯定的な評価で認知を変える

学ぶことの意味づけをしていく  などなど


小さいお子さんから

高齢の方々まで…


私の挑戦は続きます


そして


これらの取り組む姿勢が

生徒さんのみならず

私自身の

人間力を育むことになっている

と思っています



ですから

他の世界にも応用できると考えています


そういった意味でも

お一人お一人の人生に

貢献できているのだ


という自覚の元

これからも

精一杯音楽を楽しむことに

いのちを燃やしていきたいと思っています


音楽は私そのもの


なので


音楽を楽しむ🟰人生を楽しむ


ことですから