自己を認識する際に

気づかない方が幸せ

という考え方


無意識に感じているから

他者のフィードバックを避けたりしてしまう


脳の機能としての

防御反応?


だったりします。


剣のようなフィードバックばかり食らった体験

ズタボロにされた体験

があれば

とりあえず全てのフィードバックを

シャットアウトして

自分を守る


なんて状態になります。

若い頃の

私がそうだったと思います。


また

傷ついた状態で

自信満々の人のフィードバックをもらうと

のめり込んでしまって

次第に

自分で思考したり、判断したりできなくなる

マインドコントロールされた状態に

陥ることもあります。


他人のことは見えても

自分のことは見えていないもの。


聖書の中に

兄弟の目にあるちりは見えるのに

なぜ自分の目にある梁に気づかないのですか?


というイエス・キリストの言葉があります。


メタ認知

(自分の思考や感情を客観的に認識する能力のこと)


は社会性の中で仕事をしていく上で

とても大切だと言われるようになりました。


特に

リーダー的立場になれば必須だと思います。


かつての

アメリカの大統領が

メタ認知のために

ビリー・グラハムという牧師をメンターに

していたように


権力を持つと

質の良いフィードバックをもらうことが

難しくなる。


人間は弱いので

自分の利益優先で

権力者に歪んだフィードバックを与えますので。


そしていつしか

権力🟰責任

ではなく

権力🟰私利私欲を満たす道具


になっていく。


始めは志のあったリーダーでさえも。


財閥や大地主のように

生まれた時から

大金持ちの人なんて


たまたま大金持ちなだけなのに

偉ぶっていたり(皆さんとは言いません)

お金は預けられたものだから

有効に社会に還元していこうなんて発想

鼻からなかったり…


もっともっと…と欲深くなっているという

自己認識すらない。


ー欲深さ


これ


認識していないと

争いの要因第一位ですから


幸せ

からは遠ざかります。


気をつけるためにも

自己認識

大切だと感じていますー


経済の分配と言いながら

末端の我々から税金を吸い上げようとする

システムはいつまでも放置される。



力が欲しい

という動機は

国のためとか組織のためとか

社会のためではなく

(口では言っていても行動が全く伴っていない

という自己認識の薄さ)

私利私欲

偉ぶりたいだけ。

なんだなと思われても仕方ないでしょ?

と悶々としながら社会を(お上を)見つめています🫢


その点


音楽の世界


ではそこから心理的距離を取りたいと

思います。


趣味レベルだからと

お金になるわけでもないしと

引け目を感じることなく


時には

ピアノを弾いている時間が

殺伐とした社会から

心を切り離せるので

マインドフルネスの効果に繋がりますし。



松下幸之助さんという

優れた経営者がかつておられたそうですが


その方は

会社が私利私欲に走ったら終わる


と言っておられたそうです。


社会に貢献するんだ

という認識で

会社を経営するのだ。と。


凄い方がおられたんですね。


ボランティアではなく

お金を出していただけるような

価値のあるものを

提供し続ける


決して簡単なことではないと思います。

厳しい世界であること

それが現実です。


私も

自分のレッスンが

そういった価値を生み続けるレッスンでありたい

と思っています。


レスナー様方にとって

目から鱗

になるような…。


ですので

お一人お一人の必要に

フィットするようなレッスンを

心がけています。



もうカチカチに固まってしまっている

ご高齢のお上は諦めていますが


音楽の力で

メタ認知を高めていくことが可能


と感じる私としては


大変おこがましいと思いますが😅


そういった貢献ができるのでは?

とも思っています。


また

レッスンに来られる方々は

問題を感じておられるから

受けに来てくださっています。


特に大人の方々は。


問題を感じる

ことは

成長するためには必須だと思っています。


感じておられる問題の要因はさまざまです。


そして

ピアノ技術そのものより

自己認識の歪みが要因だったりすることも

多々あります。

(特に自己肯定感の低さ)


ですので

ピアノ上達

というツールが

健全な自己認識に

繋がるようなものであること。


大切にしています。


こんなこと目的にして

レッスンになんか普通来ない


そう思います。


でも

それが

自分にも家庭でも、社会でも

幸せに繋がる

と感じています。


問題の要因はさまざまで

例えば、

指が速く動かない問題

一つにしても


音楽する上での

考え方、認識の歪み

だったり

純粋にテクニック的なこと

体の使い方の癖や習慣からくるもの

だったり

メンタル的に

自己肯定感の低さが要因だったりすることも

あります。


皆それぞれです。

レッスンが進めば

状況も変化しますし

ある意味

毎回のレッスンが

私にとっても挑戦です。



創造性のスタートはイメージから。


さまざまな

崇高で美しいイメージをお待ちの方々です。

また

レッスンしている中で

イメージが生まれてきていたりもします。


これは初級の方からも感じることがあります。


ご自分の中にあるイメージを

認識することは

メタ認知のきっかけになることもあります。


そのイメージを具体化していく楽しさ

と共に

そのプロセスが

統合的な成長に繋がっている

と思っています。


そして

私自身

生徒さま、保護者さま方から

良いフィードバックをいただけているので


更に自己認識を深め

必要を敏感に感じ取れるような

自分自身の成長にも

繋げていきたいと思っています。