娘が帰省中

いろんな話をしました


娘は

昨年の12月

発表会でショパンのスケルッツォの二番

を弾いていましたが


自己表現は苦手

と言っていたはずの娘の演奏


一皮むけて

凄く表現豊かで

私の心にグッと響くところが

所々あったんです。


その話をしたら


「この曲は

この部分は

私らしくない


と思い込んでいたけど


実は

その曲が、そのパッセージが

自分の中にある

いろいろな側面を引き出してくれていて


自分の気づいていない面に

気づくことができるのかも


と思うようになった」


と言っていました。


ピアノを弾くって

自己認識を助けてくれるんですよね。


ピアノを弾く喜び、充実感

娘と共有できて

とても嬉しく思いました。


「お母さんも、毛色の違うと感じる曲

持ち曲(レパートリー)にしてみたら?」


と提案してくれました。


私らしさ…



そう

もしかすると


私は殻に閉じこもって

これが自分


と思い込んでいること

あるかもしれない


いや

違う側面が沢山あっても

表現したい側面だけを

表現しようとしていないかな?


と気づかせてくれました。


自分らしさとは?


からに閉じ込めた

自分を

自分らしさと

思い込んでいないか。




人間は

宇宙くらい

まだまだわからない

謎だらけで

深く、広い。


と言われていますが


そんな人間の一人として


自己認識を広げ

気づいていない自分を

知っていきたい


練習に励みます。