レッスンの仕事

楽しいです。


特に

子どもさんから学ぶことが

沢山あります。


先日は

髪の毛を伸ばしてアイドルになりたい

願望のお子さんが

髪の毛に

アイドルをイメージして

折り紙で作った花をつけ

後ろは

黒と紫の折り紙をギザギザに切ったもの

を貼り付けて

レッスンに来られました。


髪伸ばしたいのに

伸ばさせてくれない…


私も子どもの頃そうだったなぁ

髪を洗う親御さんの気持ちもわかるし

伸ばしたいお子さんの気持ちも

痛いほどわかる


と思いながら


その光景を

微笑ましく感じました。


また、

あるお子さんは

こちらの意図や提案はスルーして

楽しく弾きたくて仕方がないご様子


楽しく弾きたいし

自分のイメージもしっかりあるのに

(結構高度なイメージをお持ちです)

頭と手が追いつかない

言うことをきかない

そんなもどかしさを抱えつつ

果敢に表現しようとされる様は


私に

音楽することの

原点を感じさせてくれます。


最近

「奇跡の脳」

という本に関心を寄せています。

電子書籍で出ていないため

購入するか迷っています。


脳科学者の女性が

37歳で脳卒中に襲われ

左脳の機能が麻痺し

右脳だけの世界を体験されたことで

見えてきたもの


について語った本のようです。


私たちは日々の生活を

左脳のおしゃべりで一杯にしている

その

左脳のおしゃべりをストップさせるのが


瞑想であり

宗教体験(祈り)

だったりするようです。


現代人は

古代人と比較しても

左脳重視で

右脳の働きが弱まっているのでは?


と言われていますが


子どもさんに関しては

大人より

感性

という面で

優れたものを感じることが多々あります。


正しい弾き方ではなく

楽しい弾き方


自分と周囲の堺がなくなって

宇宙に溶け込んでいる自分

をイメージしながら


考えすぎずに

この瞬間を大切にした演奏


心がけ

コンサートに向けて

今日も練習に励みます。