今日も一つ 悲しいことがあった

今日も一つ 嬉しいことがあった

笑ったり、泣いたり

望んだり 諦めたり

憎んだり 愛したり


そしてこれらの一つ一つを

柔らかく包んでくれた

数えきれないほど沢山の

平凡なことがあった



体育の教師だった頃

授業での事故で

頸髄損傷から手足が動かせなくなった


星野富弘さん


の詩です。


この詩に曲をつけられたのが

なかにしあかねさん


歌詞にピッタリの

素晴らしい曲です。


そして

私の好きな曲です。


コンサートで妹が歌います。




失ってみてわかること

あります。


私自身

クラッシック音楽の世界を一度失ってみて

自分にとって

クラッシック音楽が大切なものだったのだと

気づきましたし


逆に

コロナ禍で失ったことが

実はそんなに重要でなかったことに気づいたり


戦争や災害で大切な人やものを失ってみて

初めてその大切さに気づいたり。


星野富弘さんは

身体の自由を失って

人間が生きる

ってどういうことか

深く考えてこられたのだと思います。


星野さんの詩は

私に


生きる


ことを教えてくれます。


障害を持って生まれてこられた方々の中には

競争社会から外れたところにおられたりしますので


何を大切に生きるべきか


ある意味


生きる


ことについて

私に気づきを与え、

教えをいただける師

という存在だったりします。


断捨離

という言葉が流行りましたが


捨てることでわかること

ありますが


それよりもっと強烈な

望んでいないのに


失ってわかる世界


あるのかもしれません。



感情豊かに生きること🟰人間性豊かに生きること



一日一日

人との繋がり、関わりの中で動く互いの感情


大切にして

人間らしい日を過ごしたいと思います。


そして

音楽が

私たちの心を豊かにしてくれる


だから…


心を豊かにする音楽を

追求していきたいと思います。