先日やっと

中学で同じクラスだった

その界隈では有名らしい

凄腕の宮大工に

築40年以上の我が家を見てもらえました。


能登半島地震で

倒壊した家屋を見

怖くなったのもあり

また、あちこち手を入れなければならないところ

などもありましたので。


能登半島地震の倒壊家屋の映像を見て

友人が

建物の構造上

不可解な崩れ方していると教えてくれました。

普通に建てたら

あのような倒壊の仕方はないらしい。


そして

耐震検査を受けて

耐震補強しても

建て直さない限りは

補償はできないけれども


要は

バランスらしい。


ーもちろん

躯体や基礎に問題があれば話は別だけど

と言ってましたー


そして

どこをどういじればいいかは

家々の特徴によって違うそうで、

全体のバランスを見て

強い構造にしていけるみたいでした。


地震より

風の方がヤバイと思うよ

とも言ってました。

(確かに確率的にそうかも🫢)


えっ?

気にするのそっち?

ど素人からすると驚きのお話でした。


確かに

雨戸使えてないし

窓だって

隙間風だらけだし、かなり脆弱だもんなぁ

そういうことかも🫢

具体的には言われませんでしたが

勝手に解釈しました😁


これからお世話になります。




バランス感覚


音楽でも大事なんですよね。


特に歌の伴奏は

いろいろなことを意識しながら

バランスよく取り入れて

作り上げていく必要があります。


歌の伴奏の場合

ピアノソロでは良い響きの美しい音

といわれるものが、

歌の声と合わないことが多いんです。


伴奏法のレッスンの先生が

よく言っておられた言葉です


「歌の伴奏の音が響きすぎて

全体のバランスを損ねている

この音の出し方は

ピアノ科の生徒の特徴ですね。」と。


ピンピンした音は、器楽伴奏では問題ないけど

歌の場合はNGなことが多々あると。


言われてみれば確かに。

と深く納得しつつも


当時は

そんな音

いつでもコントロールして

出すのが難しかったので

とりあえず

ソフトペダル踏みまくりで

乗り切りました🫣


確かに

いろんな方々の伴奏を聴いても

響きすぎる

って感じましたので

音色の研究

随分しました。


強い音も

ソプラノ側を強くしない

ベースを響かせ気味にすると

歌の声とのバランスを崩さず

強弱がつけられるとか


ピアノ単体で聴いたら

バランス悪っ💦てなりますが

合わせると

ちょうどよくなるんです。


ー伴奏のおかげで

音の表現の引き出しが増えましたし

音のコントロール力もついた気がしますー


教会での会衆賛美の伴奏の時は

もっと大袈裟に

ベース側を鳴らして

特に拍子やフレーズの頭をしっかり響かせて

響きをつくる方法。

(これもやり過ぎはダメで、

ここぞというところでのみ使います)



会衆が

もっと

歌おう、声出そうって

気持ちになる裏技の一つでした。


自分の音しか聴いていないと

自分の鳴らしている音については

バランスよく響かせられても

合わせた時

伴奏が響き過ぎて、邪魔して(特に高音)

バランスが悪くなっていることに

気づかなかったりします。


そして歌う人たちの

歌う気持ちが

無意識に削がれていたり、

互いの音が拮抗しているような

(別々の世界で音を作ってるみたいな、互いの音が馴染んでいない感じ)

アンバランスな演奏になったりします。


意識する範囲が広くなるほど

意識する事柄が詳細になるほど

バランス

を第一に考えて

取り入れていくことが大切になる。


アマチュアの方々とのアンサンブルは

奏者方が如何に輝けるか

その手助け

を念頭に

伴奏しますので


意識することが変わりますが

それも

やはり

バランス感覚が大事だと

思っています。


普段

割と詳細なことにこだわりながら

練習していますが、


コンサートでの歌の伴奏のおかげで

そういった意味での

バランス感覚を更に養えるのでは?


と思っているところです。