かつて

国によって、民族によって音楽スタイルがありました。


ジプシー音楽(現代ではジプシーは差別用語になり

ロマ音楽と言われるそうですが、伝わらないような気がして、あえて使っています。ごめんなさい🙏)

や黒人霊歌(黒人もたしか差別用語かも…🫢)

も民族から生まれた音楽です。


そして

民族を越え、国境を越えて

私たちの心に響く、働きかけてくる

素晴らしい音楽として

広がっていきました。


日本の民謡は

美しい日本を歌ったものや

労働の励みにするため、

また労働の掛け声的な目的から

生まれ、歌い継がれてきているものもあります。


音楽がコミュニティの中で育まれ

生かされてきた歴史。


生きる実感と音楽は直結していると思っています。


ー踊りも

そうだと思いますー


資本主義社会にどっぷり浸かり

合理性や優位性を追求し過ぎて


本来の音楽の意味、目的、あり方…

あらぬ方向にいっている


そんな気がしてなりませんでした。


もっと

人間関係に良い効果をもたらすような

音楽の提供、共有がなされるべきではないか?


一人の人間の中に

宇宙大の未知の世界が広がっている

と言われていますが


資本主義社会が

人間の尊厳とか価値が

軽んじられる社会要因にもなっているようにさえ

感じていました。


ーお金払ってるんだから、といって

やって当たり前みたいな態度(感謝のない)

人を物のように扱ったり虐げても

許されてしまう世界ー


音楽は

お金

という価値で測ろうとすると

途端に

人間の尊厳が失われて行きやすい。


本当なら

人間の尊厳が尊ばれるはずの音楽なのに。


上手いだの下手だの…

確かにあります。


でも

それは自分の学びのためにすることであって

勝った負けたで聴いて

他者を傷つけたり、虐げていいのではないはず。


そういったズレた方向に

メンタルや認知がいかないように

したいと思っています。


音楽を共有する世界では

人格と人格の交流を大切にする。

互いを尊重しつつ。


そして

もちろん

上達していけるという要素も含めて

生涯教育としても

もってこいだなぁと

強く感じるこの頃。


そんな

音楽コミュニティ構想


こうやって

ブログに想いを載せていきながら

これらを力にして


地道に

進めていきます。