権威に従う


これを美徳としている文化である日本


中学生の時

リップクリームを持ってくるの禁止


という規則ができたことがありました。

(在学の途中からです)


私は当時

トランペットをしていたので

薬用リップは欠かせませんでした。


色付きとかでなければいいでしょう

と思って使っていましたが


担任の先生に注意されました。


私は反論しました

冬は特に唇が荒れるので

頻繁に塗らないといけないこと

説明しましたが

風呂上がりに塗るだけでいいだろと。

とにかく規則は守れ


の一点張りでした。


結局


この先生は

私がこの権威に従った結果

どうなっても責任はとらないだろう

(唇が荒れて痛みに耐えねばならなくなっても

そのことでトランペットが吹けなくなっても)


と思い

無視してこっそり使っていました。


従うことを強要し

従わない人間を侮辱する世界


社会では

上に立つ立場の人間が

権威をかざして

無責任な服従の要求をする


これが

当たり前の世界のように思います。


その通りにして

果たして結果まで責任を持つのか?



大概、

結果に責任を取らず

結果は行動した人間の責任にされる。


上の人の言う通りにした結果

もっと上の人からダメ出しされれば

行動した下々の人間が

その責任を負わされ

謝罪に行かされる


そんなこと

日常茶飯事

の中にいて


社会はそんなもの

だから力をつけて

上にのしあがれ


みたいな空気


嫌でした。


平気で上から目線で

服従を要求できる人を見ていると


この自信

どこからくるのだろう

という思いもありましたし

大概

それに従った結果の責任を負う


という姿勢が皆無の方々ばかりでした。


〜べき

ここではそういうことになっている


結局お上の都合よく利用されているだけで

それに従う人間に不利益な結果をもたらそうが

そのことで状況が実際に悪化しようが

責任はまず取る気なし。



ですので

相談を受けた時や

問題が生じた時は

大概


その〜べきを強要する相手

(罪悪感を植え付けてくる相手)


はその結果の責任を取ってくれそうですか?

と聞いてきました。


大概

取ってはくれないと思う

という返事でした。


人生はご自分のもの

上の人間の人生に利用されて

自分の大切な人生を

無責任な他人に支配させる必要はないこと


すでに

そこから逃れることができる時代になっていること

(火炙りにはなりませんからね🫣)


自分を大切にする感覚

取り戻すためにも


責任取ってくれないとわかれば

自分で考え、自分で従わない

という選択もできること


責任を取らない権威は

権威の乱用に過ぎないこと


お伝えしてきました。


これが雇用関係だと難しいかもしれませんが

雇用関係でない共同体、コミュニティの中で

権威を振りかざす人たちがいましたので


それに苦しむ方々に対しては

従わない選択肢もあること

それは

決して神に背くことではないこと


そしてそれは

神の権威と自分の権威を重ねるという罪

権威の乱用に過ぎないこと

(ここまでは言いませんけど…心の中で思ってました)


だから

従わないことを責められても

罪悪感を持つ必要はない


結果に対して

無責任な服従の要求


その結果どうなるか

どうなったか

確かめることなしに

追求していくことなしに


〜べきや服従を強要する世界


そこから脱皮して

自分の人生を生きられるように


そうやって

ご自分の人生を取り戻していかれた方々も

おられました。


また

子育てについても

こうするべき


という教育学的には大変お粗末な

結果の責任を取らない押し付けがありました。


言う通りにしたのに

子どもは思うようにならなかった


とおっしゃる方々もおられ


子どもは機械じゃない

人間なんだから当然なのに…と


言う通りにすれば良いなんて世界

教育ではNGなのに。



この子育てこそ聖書的でファイナル

と押し付けてきた団体にいましたので


それに抵抗しながら

自分の子どもを守ることに

必死でした。


科学的根拠がなく、結果に責任を取らない権威


それを神の権威として

強要する罪


かつてキリストは十字架上で


父よ、彼らをお許しください

彼らは自分が何をしているのかわかっていないのです


と祈られた祈りの意味

現在の教会指導者たちに

そのままお送りしたい

聖書の言葉です😓


権威の乱用


バッハ、ベートーヴェンは

教会の権威の乱用に苦しんできた


ベートーヴェンは

そんな教会に失望して

教会と距離をとるようになりました。


私も共感しています。



そういった傷の深さもあり


結果の責任を取らない権威の乱用について


かなり強烈に反応する自分がいます。



実は、SNSで

権威に従わない信徒の批判をしている牧師が

いたので、怒りが再燃しています😡


もちろんSNS上で反論したり議論しても意味がないので、スルーしましたが…



なるべく客観視できるように

権威の乱用について

ブログにまとめてみました。