中国の歴史ドラマ

かなり前に収録されたドラマに見えますが


大秦帝国


というドラマの中で

優秀なブレーンと共に

改革を重ね

弱小だった国をたてあげてきた王の物語


が描かれていました。


そしてその中で


その厳格で立派な王の息子さんが

周囲の改革反対派にはめられて

大失態(村人虐殺)をし

宮廷を追放されるというエピソードがありました。


これは史実らしいです。


ミーユエ

という中国歴史ドラマがありますが

ミーユエの旦那さん(秦の王)が

まさにこの息子にあたります。


ミーユエを見る限りでは

かつての失態を反省し

自分なりのアイデンティティを構築して

さらなる国の建て上げに努めたようです。


これらのストーリーを重ね合わせながら

自立のプロセスをしっかりたどるって

大切だなぁと

つくづく思っています。




立派な親御さんなのに

どうしてお子さんは…

(未成熟な人格を抱えたままだったり)


なんていう場面あったりしましたが

親御さんが

厳格で立派なほど

子どもがアイデンティティ・クライシスを

上手く通過できなくしてしまうことがある…


のかもしれないと思っています。


この息子

後の秦王は

反抗期を上手に経られたので

親をきちんと評価し

自分の軸を建て上げていけた。


ということなのだろうと。


この人は

ボンボンだから…


という言葉

聞くことありますが


お偉いさんや金持ちの子どもはどうも…ね

と見聞きすることが多々ありました。


どんな環境でも

自立のプロセスをしっかり辿ることが大切ではないか?と思っています。


ーエリクソンのアイデンティティ理論

マーシャの早期完了


ドラマから

数々の

わかりやすい事例を見せてもらっていますー


逆に言えば

親が情けない方が

自立のプロセスをしっかり辿れそう😅


だったりします。


なので

親御さんに立派であれ

なんて全く思っていません



私は厳格に育てるなんてできない

わりとaboutな人間。

足りないところだらけの

割と情けない親の元に育った

我が息子、娘。


それでも

息子にとって

小さい頃は

夫のこと

自慢のおとーさんでした。

おとーさんに似てるねって

他の人から言われると

めちゃくちゃ嬉しそうにしていました🫢


それも束の間

しっかりクライシスを迎えていきました。


ー実際は

娘は父寄りで

残念ながら息子は私寄りで

私とタイプが似ています😅

余談ですがー


そのおかげで

しっかり自立のプロセスを辿れたのかもしれない


今は

我々親をしっかり評価し

すっかり我々を乗り越えて成長していきました。


と、こんなふうに

自分を慰労しています🫢



レッスンでは

思春期のお子さんもいらっしゃいますので

自立のプロセスを見守っていきたいと思います。


クライシスの要素もありますので

できる範囲でのお手伝いをさせていただきながら


ピアノ教室という媒体ではありますが

子どもさん方とご家族の幸せを心から願いつつ


できる限りのこと

していきたいと

思っています。