少し前の出来事ですが、交流の無い調律師から、使用している材料についてネット上で質問がありました。内容自体は他愛のないものだったので、「何か嫌だなぁ」と思いつつも答えたのですが、礼の一言もありませんでした。
“嫌だなぁ”の理由は、過去に投稿内容への言い掛かりというか、かなり喧嘩腰のコメントをして来た人物だったからです。その時は最終的に謝罪があった為、今回返信したのですが、予想通りの結果でした。
一体何がしたくて絡んでくるのか、理解できません。
他にも理解に苦しむ事例として、初対面の挨拶で、相手の名刺は貰うのに自分は出さない人に時々出会います。
こういったあまり愉快ではない出来事は、普段はあまり考えずに忘れてしまうし、今回もすっかり忘れていたのですが、思い出してしまったのと、今後できるだけ避けて通る為にも、どんな人がこういった行動をとるのか、少し過去の記憶を遡って考えてみました。
今まで遭遇したこの手の行動を取る人たちは、残念ながら全員がピアノ業界の人で、そのほとんどが調律師です。日頃から交流のある調理師にこの話をすると、皆さん当然驚かれます。
ウチの仕事の大半は、調律師の方から頂いているので、こんなネガティブな話題で“調律師”を強調したくはないのですが、事実なので仕方がありません。
そもそも名刺を出さないので、どこの何者なのか不明な場合もありますが、判っている範囲で言えば、全員がある団体の職員、もしくはその団体の活動に熱心な人達です。
いくつか印象的だった出来事を挙げると、その団体の研修旅行の一環で、工場見学に訪れた際の引率責任者。
こんな場面でも、名刺は貰うが、自分は菓子折だけを差し出して、名刺は出さないのです。
また、これより以前に、この団体の会報への広告掲載を申し込んだのですが、手続き後に突然、日時指定の呼び出し電話がありました。
いったい何事かと理由を尋ねると、会報の内容は、会員にとって有益でなければならず、広告も同様、その広告主がどのような組織または人物なのか、またどの程度の仕事をしているのかを見て、相応しい者であるかを見極める必要がある、との事。
もっともな理由で、正しいのですが、それをいきなり本人に、ドストレートに叩き込んできた事に、大変驚きました。
たかが数万円の広告とは言え、スポンサーの申し出です。あまりに礼儀が無いし、その手段で正しい調査ができるとも思えません。
こんなやり取りを思い出して、長い間、どうしても理解できなかった事が、今更ですがわかったような気がしました。
恐らく彼らは、僕を対話や会見といった対等の相手ではなく、審査の対象と捉えていたのではないだろうか。面接官と受験生という構図なら、名刺を出さない事も不思議ではありません。
質問についても、教えを請うていたのではなく、技術レベルや仕事内容を査定をしているつもりだったのかも知れません。
そんな立ち位置から見ているので、失礼な振る舞いをしている自覚は無かったとも考えられます。
但し、このような扱いを受けた経験がほとんど無い人もいます。そして僕自身は、こういった出来事が人並み以上に多いのも事実です。
相手の振る舞いは非常識かも知れませんが、普通に日常生活を送っている大人です。そんな人達がこのような行動に出てしまう、衝動を駆り立ててしまうほどの要素が、僕にあるのかも知れません。
実際、ある種の人達へのネガティブな感情もあるので、そういう事は直接の対面が無くても、文章などでも相手に伝わるものです。
日頃の行動や発言で、特定の人たちの怒りを買い、さらに燃料まで投下していた可能性もある訳で、もしかすると自分が原因だったのかも?と思ったという話でした。





















