「わたしのゆめは、ふけいさんに、なることです」
小学1年生の時の夢を叶え警察官になった平野瑞穂。
特技を活かし、
鑑識課機動鑑識班で似顔絵捜査官として任務にあたっていた。
「だから女はつかえねぇ!」
鑑識課長の言葉に傷つき、男社会の論理に苦悩しながらも、
忠実に職務に立ち向かう。
描くのは犯罪者の心の闇。
追い詰めるのは「顔なき犯人」。
女性主人公の活躍を鮮やかに描く異色のD県警シリーズ。
D県警シリーズ第3弾!
今作は、短編集ではありながら
一人の主人公で話は進みます。
その主人公は婦警、ということで、
警察組織での女のやりにくさ、
がテーマでしたが、
もう本当に読んでいてなんだかうんざり。
男は男で、女を軽視しすぎてるし、
女は女で、女であることを無駄に意識しすぎ!
そして相変わらず横山さんの作品には、
気の良い人物が全く出てこないので笑、
読んでいてしんどかったです。
本当に、この人の本は、
好きになれる人が
主人公も含めて全く出てこないんですよね。笑
ある意味、瀬尾まいこさんの逆の持ち味!
本当に警察って、こんな感じの組織なのかなあ?
でも確かに、警察官である上で、女であることは
弱みでしかない気もしますね。。
こんな動画を見つけまして。
そりゃ女は不要だわ。。とか思ってしまったり。笑
D県警シリーズは、
後1冊電子書籍限定で出ているのかな?
とりあえずもう全部読んだということで、
これにて終了にしたいと思います。
次はそろそろ「クライマーズ・ハイ」を読みたいかな!