黒笑小説 / 東野圭吾 | 趣味は読書です

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ひたすら読んだ本たちの記録

黒笑小説 (集英社文庫)/集英社
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作家の寒川は、

文学賞の選考結果を編集者と待っていた。

「賞をもらうために小説を書いているわけじゃない」

と格好をつけながら、

内心は賞が欲しくて欲しくてたまらない。

一方、編集者は「受賞を信じている」と熱弁しながら、

心の中で無理だなとつぶやく。

そして遂に電話が鳴って――。

文学賞をめぐる人間模様を皮肉たっぷりに描いた

「もうひとつの助走」をはじめ、

黒い笑いに満ちた傑作が満載の短編集。





 

怪笑小説 」、「毒笑小説 」に続く、シリーズ3冊目です。

今回はまさに、“黒い”小説が満載!

特に、作家業にまつわるブラックなお話が多く、

なんとなくひやひやしながら読みました。笑

 

もうひとつの助走

ラストについてははっきりとは描かれていませんが、

読者はもう、想像がついてしまいますよね・・。笑

 

巨乳妄想症候群

まあそのままのお話。

 

インポグラ

なんか本当にありそうなお薬。

 

みえすぎ

まあ特になんもないお話。

 

モテモテ・スプレー

オチがかわいそう。笑

 

線香花火

読んでいて

こちらの体がかゆくなってくるような恥ずかしさ。

そして、題名が秀逸・・。(悲)

 

過去の人

作家として売れるって、本当に大変なことなんだな、と。

そして、編集者も大変ですね。

 

シンデレラ白夜行

シンデレラを

今までとは違った視点で見させてくれるお話。

「白夜行」は、もちろん東野さんの「白夜行 」から

きているのでしょうね?

 

ストーカー入門

なんとも不思議なお話。

 

臨界家族

なんの“臨界”なのかは、最後にわかります。

 

笑わない男

いまいちオチがわかりにくかったです。

 

奇跡の一枚

まさかの感動系のオチ?

 

選考会

これ、面白かったです。

そっちの“選考”かーーー!と。笑

 

次は最終巻「歪笑小説」です。

 

 


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