少年計数機 / 石田衣良 | 趣味は読書です

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ひたすら読んだ本たちの記録

少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉 (文春文庫)/文藝春秋
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自分が誰なのか確認するために、

まわりのすべてを数え続ける少年・ヒロキ。

その笑顔は十歳にして

一切の他者を拒絶していた!

マコトは複雑に絡んだ誘拐事件に

巻きこまれていくが…。

池袋の街を疾走する若く、鋭く、危険な青春。

爽快なリズム感あふれる新世代ストリートミステリー、

絶好調第2弾。







池袋ウエストゲートパーク 」に続く、シリーズ第2弾。

前作を読んだ時に言った通り、

この2作目は一応読んでみて、

この先シリーズ全部読破するかどうかを

決めることにしていました。


この「少年計数機」は意外と面白く、

マコトたちの中2病感にもだいぶ慣れてきて、

前作ほどの苦しみは味わいませんでした。

しかし、この、何て言うんでしょう?

推理小説でもない、事件解決ものって、

謎解きとかがない代わりに、よっぽど

登場人物や舞台設定が魅力的じゃないと

私は読めないです。

そう考えた時に、この先あと10冊読むのは、

時間の無駄だと判断しました。

完読することに固執して

シリーズにしがみついている暇はない!

この世には、他にも読まなければならない

面白い本が無限にある!

しかもこのシリーズ、ブクログなどで感想を読んだ所、

この先どんどん、

暗くシビアにグロくなっていくらしいじゃないですか。

と、いうわけで、こんなまとめ まで

一応作ったりしたのですが、

このシリーズは私の中では終了です。

さようなら、マコト。2冊だけだったけど、ありがとう!←


肝心のこの本の感想はと言うと、

同じく短編集で、

最後の「水のなかの目」が1番シビアでした。

好印象な登場人物が死んでしまったり、

マコト自身も、「えっそれ殺人やん!」

というようなことをしでかしたりしてます。


後思うのは、マコトは

何か仕事をしなくて大丈夫なのでしょうか・・。

実家の果物屋さんの手伝いと、

謎の人気コラムニスト、

ってこの先やばくないですか?




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