ニュウニュウ、沼尻竜典✕神奈川フィルハーモニー管弦楽団 | かおりんのお気楽な生活

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2009年2月~2019年10月まで、「かおりんのフランクな生活」と言うタイトルで、
ドイツ~日本への生活を10年間書いてました。
新たに、こちらでリ・スタートです♪

2月16日 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 東京公演 19:00 東京オペラシティコンサートホール

 

 

【プログラム】

 

グリーグ : ピアノ協奏曲 イ短調 op.16 *

       Ⅰ.Allegro molto mederato

       Ⅱ.Adagio

       Ⅲ.Allegro moderato molto e marcato

 

(休憩)

 

マーラー : 交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」

       Ⅰ.Langsam(Adagio)-Allegro risoluto,ma non troppo

       Ⅱ.Nachtmusik Ⅰ.Allegro moderato

       Ⅲ.Scherzo. Schattenhaft

       Ⅳ.Nachtmusik Ⅱ.Andante amoroso

       Ⅴ.Rondo-Final.Allegro ordinario

        

*ピアノ:ニュウニュウ

 

指揮:沼尻竜典

神奈川フィルハーモニー管弦楽団

 

 

去年29年ぶりの東京公演をした神奈川フィル。

今年も多摩川を渡ってきてくれましたニコニコ

 

当初、土曜日に予定があったのでスルーしてたこの神奈フィル東京公演なんですが、予定が延期となったので急きょチケット取りました。

 

 

 

ニュウニュウ良かったわぁ~照れ照れ照れ

 

 

2019年に『ピアノの森』コンサートでショパンの『革命』を聞いた時に音がとてもクリアで力強く、またその時のご本人の礼儀正しい感じがとても好印象でけっこう良いなぁラブラブと思っていて、いつかリサイタル行きたいと思いつつも機会がなく。

今回、それ以来のニュウニュウです。

 

 

グリーグのピアノ協奏曲は、先月に東フィルとガルガルちゃんとで聞いたばかりですが、その時はファツィオリ。

この日はスタンウェイ。

ティンパニのドラムロールに続いての出だしからファツィオリとは違う、尖った鋭い強打音。思わず「おぉビックリマークびっくり」と言いそうに。

ピアノの短いソロに続いて聞えてきたオケの音が、とっても明るくて熱い!!

 

ニュウニュウの演奏は軽快で丁寧。そして繊細。

オケのボリューム感に負けない主張があって、オケとのバランスが良い。

沼尻さんが頻繁にニュウニュウとアイコンタクトを取ってタイミングを見計らっていたのが印象的でした。

 

最近のピアニストはフレーズの最後の音を弾いた後に腕を上方のあげて反り返るようなアクションをしますけど、ニュウニュウは両手を左右に広げて鳥のようなポーズ。なんかそれがとっても可愛いニコニコラブラブ

 

第2楽章はほんとに美しく繊細だったしキラキラ、第3楽章は圧巻の迫力炎

 

東京オペラシティのホールにオケとピアノの音が充満していて、3階席までとってもよく響いてきて、私的には大感動、楽しかった!!爆  笑

 

鳴り止まない拍手に何度もステージへ拍手拍手拍手

胸に手をあてて感謝を示し、アンコールはなかったけど(この後、マラ7なので時間的都合もあったでしょうね)、最後は客席へ向けて手でハートピンクハートを。

お茶目~~~ニコニコハート

ワタシ、絶対リサイタル行きたいと益々思ったのでした音符

 

 

下矢印グリーグ:ピアノ協奏曲

(パンフと共に配られたメンバー表。こう言うの良いですよね)

 

 

 

そして休憩後のマラ7。

1年ぶりのマラ7()。

私にとってはラビリンスなこの曲アセアセ

 

指揮者の沼尻さんは良くお名前も聞きますし、ブロともさんの記事でもお馴染みなんですが、私が実際に聞くのは今回で3回目で、しかも前回は3年前。

N響とマラ1『巨人』を振っていましたが、今回もマーラー。

ブロともさんからマーラーをお得意にされてると聞いたので、期待ルンルン

て言うか、そもそも私はマーラーの交響曲はそれなりに好きですが、どうもこの第7番『夜の歌』は苦手もやもや

前回聞いた時にも、小難しくて出口のないラビリンスい迷い込んだかのようで、辛うじて第5楽章で金管が咆えてくれたので、それまでのモヤモヤを回収して終われて良かった…と言う感じアセアセ

 

なので沼尻さんの指揮でその苦手、モヤモヤ感が少しでも軽減されるといいなぁと期待してました。

 

 

…が…

 

やっぱむずい…むずいよぉ…ショボーンもやもや

 

 

それでも、第1楽章の出だしのテノールホルンはいい音してました!

しかし~、多分ですけど、この主題のメロディが個人的にのめり込めないのだと思いますが、ほんと、またもやラビリンスへはまり込んでしまった私凝視もやもや

 

それでも第2楽章、第4楽章はラビリンスに突如現れるオアシスのような感じでホッとして聴き入る事ができ、そしてやっぱり第5楽章は咆える金管とオケのバクハツによって終りよければ~みたいな感じで。

 

なんなら第2楽章、第4楽章、第5楽章だけで良くね?すら思ったり←無謀笑

マラヲタさんのみなさん、ごめんなさい(m_m)

 

まだまだ敷居の高い第7番。

しかも75分ぐらいかかるので、もうちょっと短いといいのに、と。

いつか「あっという間だった~」と言えるようになりたいです。

 

 

でもでも沼尻さんはオペラを振っていらっしゃるせいか、前プロもですけど、とてもドラマチックに大きな動きながらの指揮は見ていて楽しかったし、オケはほんとに素晴しかったです。

打楽器と金管がめちゃ忙しそうでしたけど、カッコ良かったし、ズラリとならんだ木管のみなさん、素敵でした。

 

 

ブラボーがたくさん飛んでいたので、きっとクラヲタさんたちには素晴しい演奏だったのだと思います。

 

下矢印マーラー:交響曲第7番

 

 

 

 

この日は神奈川県ピーアールもロビーで行われていて(前回も開催してた)、入り口で頂いた袋に観光案内のパンフと共にお土産もウインク

 

 

 

 

「Tamago Mask Spray」と書いてあったので、卵の匂いのスプレーかしら?とちょっと驚いたんだけど、マスク用の除菌スプレーで「森の香」と書いてあったのでホッとしました。

私はマスクをするときに内側にハッカスプレーをしているので、有り難く使わせていただきます。

ありがとうございました。