読了『溺れながら、蹴りつけろ』(水瀬さら) | あんなこと、こんなこと。

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息子は凸凹ピアノ男子&NO塾(市販教材のみ)の公立中/学校のこと、ピアノのこと、読書のこと

激しい雨が、彼女たちの苦しさを

流し去ってくれればいいのに...。

 

 

児童書やYA書籍を読んでいると

学校での息苦しさにもがいている

若者たちと多く出会う泣

 

こちらの本も、そのひとつだ。

 

 

 

自分を嘘で塗り固める麗と、

さらけ出して生きる澤口。

 

正反対の男女2人が出会い

「ほんとうの自分」を

見つけていく青春小説。

 

 

たとえ、誰かが傷ついたとしても。
「学校」こそが、

あたしにとって世界のすべてだから。
今日もまた、嘘をつく。

 

 

オルココ(allcoco)こだわりのドライフルーツ屋

 

 

 

読了した息子の感想は

人間関係って難しいね...だった。

 

息苦しさを感じているのは、息子も同じ。

溺れないよう、沈まないよう、

本当の自分を偽って泳ぎ続けていく主人公。

 

今はここまで自分に偽って

生きていかないといけないのか。

 

学校は社会の縮図だとも言う。

SNSが発達した今は、

以前よりもっと

過酷な環境なのかもしれない。

 

 

学校という狭い世界が、

ここまで過酷でないことを

願わずにはいられなかった。

 

 

 

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インターネット上での

パクリ・パクられ問題にも触れており

SNS使用上の注意喚起にもなる1冊。

 

 

 

こちらも学校で居場所を失ってしまった主人公の物語らしい。「溺れながら、蹴りつけろ」より恋愛要素が強めなのかな?