あけましておめでとうございます♪ | piano*演奏会*庭の花

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私の好きなこと。思ったこと。

2024年が始まりましたびっくりマーク

2023年は、私にとってはちょっとだけ変化の年でした。

ひとつは家から子どもたちが皆居なくなりました。
結婚、転職…
3人とももう30歳過ぎていますから当たり前なんですけれど、「ああとうとう夫婦二人になったんだなあ…」という感じ。

もう一つは自分のなかの変化。
これはブログを更新しなくなった理由でもあるんですけれど。
今まで興味をもったことのないことに初めて出会ったというか、今はそれが楽しくて仕方ない…
ピアノ、演奏会以外に趣味が増えた感じでしょうか。
まあ、楽しくてハッピーなので良いことかなと思ってます♡


ピアノや演奏会鑑賞は変わらず続けてこれて感謝です。
演奏会も過去最高くらい行きました。数々の感動をもらいました。
最近行ったものをブログに残していないので短めに少しだけ。

初めてのロイヤル・コンセルトヘボウ。


印象に残っているのは開演前、譜面立てがズラリと並ぶステージの光景。
黒い譜面の裏はクラウンのマークでまさにロイヤル!って感じでした。


最初のファンファーレの響きが本当に美しく、金管楽器があんなに揃ってまろやかでふくよかな音がするとは…
本当に初めての経験でした。


それから…
ツィメルマンさん。


これが本当のショパンだ…と思いました。
2列目で聴きましたが、ノクターンop.9-2でさえも譜面をしっかり見ていらっしゃいました。
何千回と弾いてきた曲でさえも楽譜に忠実に、自分流に変えてしまわない堅固さ。
けれど、だからこそ伝わってくるショパンの本当の内面を見たような、本物のショパン…という印象でした。
後半のドビュッシーの版画、そして超難曲のシマノフスキーが素晴らしかった。
技術の確かさを証明する貫禄の演奏でした。

ヴィキングル・オラフソンさん


バッハのゴルトベルク変奏曲。
休憩なしの1時間半。
なんか凄かったです(語彙力!)
胸の奥深くがずっと感動で興奮しているような感覚。
あんな音は初めて聴きました。
バッハが凄いのかオラフソンさんが凄いのか…
感動でした。


サインをもらいました。


12/24のクリスマスイブ
亀井聖矢君のリサイタル


期待以上でした。
以前から、若くして多くのレパートリーを持ちなんでも器用にこなすけれど、まだ若さゆえのエネルギーとか勢いばかりが目立つように感じた亀井君でしたが…
今回のショパンプログラム。
音色の面でも表現の面でも「うわ~成長したなあ!(上から目線🙏)」と思いました。
とくに音色の幅が広くなって、色だけでなく同時に奏でる重なった音の厚み、層がグラデーションになって見えるような感じがしました。
去年からドイツに留学されている亀井君。
ヨーロッパの空気を肌で感じることで、それをすぐに吸収し消化してしまう…亀井君のポテンシャルの高さを感じましたね!
ますますこれからが楽しみです。


そして自分ピアノについて、そして今年の目標というかどんな年にしたいかについても書きたいことがあるんですけれど…
それはまた次に音符