映画 『 PERFECT DAYS 』 | ピア 人工関節と難病と猫と

ピア 人工関節と難病と猫と

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人工関節の脚、肝臓の難病、慢性疼痛と闘っています。
時々は保護猫出身の愛猫のことも。
人生終盤、余生を悔いなく送りたい。
ブログを綴って、脳の衰えを緩やかに。



2023年 日独合作
ヴィム・ヴェンダース 監督



主演の役所広司がカンヌ映画祭で主演男優賞をとり
アカデミー賞にもノミネートされているという評判の映画
 



東京のトイレ清掃員の日常を描いた映画だ


古アパートで独り暮らし
夜の明けぬうちに軽自動車に道具を載せて
カセットテープを聞きながら
公衆トイレの清掃に回る


神社の境内で木漏れ日を浴びながら
サンドイッチの昼食を食べ

銭湯に行き

浅草駅の飲み屋に行き

古本屋へ行ったり
コインランドリーに行ったり



全編通じほとんどしゃべらない役所広司

人との交流もごく少ない



ちょっと表情が緩む対象は

迷子の子供、ダウン症の若者、ホームレスの老人


同じことの繰り返しの毎日に、ちょっとした変化
そんなの生きていれば当たり前と思うけど

sometimes feel happy
sometimes feel sad…



どこがパーフェクトデイズ?

と思った私は、人生においてまだまだ未熟でしょうか



役所広司、表情の演技は秀逸です
とくに最後のシーン


あまり書くとネタバレになるのでこの辺で



随所に流れる60年代~80年代の洋楽
もちろん字幕なんてない

歌を知っていて歌詞がわかれば
もっと映画の意味が理解できたかな




ダンナを誘ったが断わられた
一緒に行かなくてよかった
全然趣味合わないので


ランチも一人でサ〇ゼリア



 
これで600円! コスパよし!

なんかちょっと寂しさ募るけど、一人で生きる練習だと思った