フルタイムで働いている人のピアノの練習時間の確保……なかなか難しい問題です。
本当は、毎日まとまった時間、グランドピアノで練習するのが理想です。
しかしながら……そんな練習環境はなかなかないのが現実です。
グランドピアノを置ける物件を探すのに一苦労、防音室の設置は非常に高額、ご近所と騒音トラブルをおこさないで練習しなければならないので時間帯にも気を付けなければなりません。

今、わたしの自宅には、ヤマハのグランドピアノ(中古G1)と、ヤマハの電子ピアノ(機種名不)明)の2台があります。




先月までは、グランドピアノのみでした。
でもそれだと練習時間がどうにもこうにも確保できなかったのです。
防音対策は多少しているものの、完全防音ではないですし、今すんでいるマンションはピアノが弾ける時間は10:00〜18:00と決まっているので平日フルタイムで働いていると、平日は全くピアノが弾けず、土日や仕事が休みの日だけしか練習できなかったのです。

しかしスタジオに通う経済的余裕もなく……
せめて基礎練習だけでも毎日できないものかと悩んだ結果、電子ピアノの購入を検討しはじめました。そして先月なんととてもラッキーなことに買わずとも電子ピアノが手に入ってしまいましたキョロキョロ!

電子ピアノは生のピアノとはやはり違うので、音色や響きや表現の練習はほぼできませんが、ヘッドフォンで夜でも弾けるという利点があるので、譜読み、基礎練習などに使うのに便利だと個人的に思っています。

やっぱり毎日の練習って大切です。
社会人になってから、毎日練習できるって贅沢なことだと気づきました。
学生のときのような長時間の練習時間は確保できないからこそ、日々の練習で頭を使って《質のよい練習》をしていきたいですピンク薔薇

〜わたしがピアノがうまくならなかった理由〜
 三大クソ問題ドクロその③向上心がない問題

ピアノのブランクがないにも関わらず小学校高学年~中学3年生までの間にほとんど進歩せず、時間を無駄にしてしまった原因を探るシリーズ(?)いよいよ③まで辿り着きました。

最後にして、最大の問題………《向上心がない》について書きたいと思います。

ピアノを習いはじめる理由、練習に励む理由、レッスンに通い続ける理由…色々あってもやっぱり一番はピアノを弾けるようになりたいお願いもっとうまくなりたいお願いラブラブという気持ちなのではないかなぁと思います。

しかし……わたしにはソルフェージュ能力以前に、うまくなりたい!という向上心が欠けていたのでしたガーンあせる

わたしにとってのピアノのレッスンへ向かうモチベーションは「ピアノ大好き照れラブラブ」だけでした。
大好きだったら当然、うまくなりたいと思うはず…………なのに、当時のわたしの中ではその2つは繋がらなかったのです。

向上心がない…というと「あーーーピアノだるーー!めんどくさーー!」のような態度を連想しますが、わたしの場合はそうではありませんでした。もっと気づきにくい、わたし自身すら自覚してない、言うなれば隠れ向上心ないヤツとでも言う感じでしょうか。

満足に弾けたとき「ピアノ大好きー楽しいニコ
楽譜がよめないとき「んーーー楽譜よめない。なにこれ。でも…ピアノ大好きー楽しいニコ
レッスンで怒られたとき「あーう。また怒られちゃった…あせる……でもピアノ大好きー楽しいニコ
もっと上手な子の演奏を聴いたとき「うわーー!めちゃうまーー!すごい。やっぱりわたしって下手なのかな?………でもピアノ大好きー楽しいニコ

………………アホ…という言葉が浮かんできますが本当にこんな感じでしたゲッソリ
要するに幼稚だったのです。精神的に非常に幼く、目標などもなく、ただ《好き、楽しい》だけでピアノを弾いていたのです。
ピアノだけに限らず、何かを極める人や若いうちから頭角を現す人って、精神年齢が高い傾向があるように思います。自分で目標を設定したり、目的意識をもって主体的に取り組んだり…。年齢に関係なく学ぶ、研究する姿勢があり、それを楽しむことができることはピアノでも他の分野でも才能と同じくらい大切なのではないかなぁと思います。

精神の幼稚さからくる向上心のなさ……それによってわたしは楽譜が読めずに困っていても問題意識を持たずに放置し、スケールでつっかえても、何年もツェルニー30番をやっていても、大好きで楽しいはずのピアノでうまくいかないことばかりになっていても、どうにかしよう!変わりたい!という発想にならなかったのです。

最終的に自分が変わったきっかけは、ピアノ大好きという気持ちが音楽の勉強したい→音大に行きたいという気持ちに繋がったことでした。

スケールも弾けないで音大に行きたいって、オメデタイ幼稚さですが、アホをアホで治したとでもいうような感じですかね…チーンチーンチーン

音楽についての向上心の表現で、いいなぁと思っている言葉があるので最後に書いておきますラブラブ
ブームにもなった音楽漫画「のだめカンタービレ」7巻に出てくる台詞です。
主人公の、のだめは天才的なピアノの才能を持ちながらも、子どものころ受けた暴力的レッスンのトラウマから向上心がなく、音大に通いながら幼稚園の先生を目指して好きに楽しくピアノを弾いていました。のだめの尋常じゃない才能に気づいた人(千秋や江藤先生)が、この才能を埋もれさせてはいけないと働きかけても、のだめにとっては煩わしく感じます。
そんな中、のだめが片想いをしている千秋先輩が指揮をすることになったオーケストラのメンバーのオーボエ奏者黒木くんとのだめの会話にて…………

のだめ 「黒木くんは、プロとか……そーゆー《上》を目指してるんですか?」
黒木  「あ…うん。とりあえずそれが目標だし」
のだめ「じゃあ幼稚園の先生が目標の人が同じ《上》を目指すのって変ですよね!?」
黒木  「君の言う《上》ってよくわからないけ   ど……音楽やってて……単純にうまくできたら嬉しいし もっとうまくなったらも っと楽しいんじゃないかってボクはそう考えるのも楽しいんだけど君はそう思わない?」

この黒木くんみたいな気持ちでいつも音楽に向き合っていけたらいいなぁと思うのですお願いキラキラ
天才じゃなくて凡人でも、もっとうまくなりたい!!という気持ちが芽生えたら、自分にできる最高限度のところまでどんどん登っていく、楽しい音楽の旅がはじまります。

わたしの旅はまだまだ、始まったばかりです流れ星




〜わたしがピアノがうまくならなかった理由〜
3大クソ問題ドクロその②《調性の概念がない》


今日は、ブランクが無いにも関わらずピアノが一番うまくなるのに大事な時期を無駄にしてしまったわたしの失敗談のその②を書きたいと思います。

ハ長調だとかイ短調だとか…《調》というものがありますが、ピアノを弾く人で「あれって何の意味があるの??ぶー」という疑問を感じたことがある人は結構多いのではないでしょうか。

それとも、そんなところで躓く人はあまりいないのかしら宇宙人くん

でもでも、音楽を、それも特にクラシックを演奏する人にとっては、「調」について理解していることはとても大切なことだと思います。
なぜかって、調にはその曲の性格を左右する役割があるからです。

わたしは音大を目指しはじめた中学3年生まで、《調》についての理解はゼロでした叫びもやもや
そして興味もゼロハートブレイク

楽譜の最初に書いてある調号について当時思っていたのが、「こんなのいらないから、その都度臨時記号で書いてくれた方が忘れないからいいじゃん!!」でした ポーンハッ 
本当にそのくらいわたしにとっては《調》は意味不明でした。

でも調の概念がないことが、なぜピアノの上達の障壁になったのでしょうか??

ひとつめには、スケールがうまく弾けない滝汗
スケールとは、あのピンク音符ドレミファソラシド、レミファソラシドレ…という音階のことです。
スケールはやっぱり演奏の基本のキ!
あれを舐めてはいけないのです!!
スケールを疎かにして失敗した人間として声を大にしてもう一度言わせてください 笑
スケールはピアノ演奏の基本のキ!舐めてはいけない!!!!!!ドンッ

小学生のときからレッスンでハ長調のスケール→ト長調のスケール…のようにまずは♯の数が増えていく順番でそれぞれの調の音階を、次に♭が増えていく順番、それが終わると短調の音階……と課題が出されましたが、頭に調の概念がないわたしにとっては全くもって意味不明チーン
同じようなことを、何故わざわざ♯や♭を大量につけて弾きにくくするの?あせると思っていました。あと、ドの♭ってシじゃん!!シって書けよ!とも思っていました叫び

何を弾いているのか一ミリもわかっていないので、調号落としまくり(音間違いだらけ)、指使いめちゃくちゃ…………。
何も身に付かない、むしろマイナス…という状態をこれまた何年も繰り返してしまったのでした。
スケールが滑らかに弾けないというのは、ピアノを演奏する上で、わりと致命的な技術の欠陥です。
しかし、わたしがその事に気がついたのは、音大生になって、音楽やピアノを《学ぶ》という姿勢になって頭のなかの色んなことが整理されはじめてから…なのでしたガーン

ふたつめには、スケールの練習と同様、他の曲でも調号も臨時記号も大事なものだと認識していないため、見落としまくって音間違いが大量発生する滝汗という問題があります。

つまり、《調性の概念がない》ことによって《楽譜がちゃんと読めていない》状態に拍車がかかっていたのです………………もやもや
まさに負のスパイラル!!

もしわたしが昔のわたしに《調》についてのレッスンをするとしたなら、調は色のようなものなんだよ!って教えたいです。
「塗り絵って同じ絵でも違う色で塗ると、全然違う印象になるよね。音楽も同じメロディーでも調が違うと聴いたときの印象が変わるんだよ!曲の途中で調が変わるとき、(弾いてみせる)、ほら!何かが変わった感じがして素敵でしょう?」………………って言ったら昔のわたしもちょっとは興味もつかな。

いずれ、ピアノの上達を阻む根本的な問題点である《向上心がない》というテーマでまた記事を書きたいと思います……おーっ!