オルチャ渓谷の旅1 〜モンタルチーノ〜 | イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

2007年から4年半のイタリア生活を終え2011年に帰国。30ヶ国以上の国とイタリア20州全てを旅して各地で食べた思い出の料理や
気になったレシピを元に家庭で手軽に作れるようアレンジして日々お料理を楽しんでいます。

前回ブログを更新してから早くも4ヶ月...ちょっとほったらかしすぎましたタラー

 

春は色々とやらねばならぬ事に追われ、落ち着いた5月にまたイタリアへ行き、

そんなこんなしているうちに梅雨を迎えているわけです。

 

今回はフィレンツェの空港からレンタカーで、シエナの南東部に位置するオルチャ渓谷を回ってきました。どこまでも続くなだらかな丘と糸杉があまりにも美しく、まさに牧歌的という表現がぴったりな景色乙女のトキメキ

一週間の滞在で行きたいところへ行き、食べたいものを食べ、そして帰る。ただそれだけでしたがじゅうぶん満足できた旅でした。備忘録がてら旅の記録を残したいと思いますニコニコ

 

関空からパリ経由でフィレンツェに移動で終了。初日はそれ以上移動できないので空港近くのホテルで1泊し、翌朝車を借りてまずモンタルチーノを目指しました。オルチャ周辺の街はシエナのように小高い場所に作られているので遠目から見ても美しく、城壁の中に入ると中世の情緒たっぷりで、どの街からもオルチャの景色が一望出来るというものでした。

モンタルチーノといえば、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノがあまりにも有名ですよね。

最優先事項はワインなので、モンタルチーノではワイナリーが経営している宿に泊まります。

見学や試飲も楽しみだし、美味しいレストランにいざ!と気持ちは高ぶるものの、

若い頃のようにガッツリ食べられないので胃袋と相談しながらの微調整が必要ですもやもや

 

朝食はかるーく、お昼も抑えめに...とセーブしていたので滞在中にパスタを食べたのは1回こっきり。そういえばピザなんてもう何年も食べていない...軽めに、くらいでちょうどよいお年頃なんですな。

 

 

モンタルチーノで泊まったCasanova di Neri Relais

https://www.casanovadinerirelais.com/

 

 

入り口からずーっと続く道を通ってホテルの建物へ向かう途中、

左手にワイナリーとオフィスを見ながらまっすぐ進むと、

正面の丘の上にモンタルチーノの街が現れます。

 

 

この一本道を進んでいくと、宿に到着。鳥のさえずりしか聞こえません。

 

 

ホテルの裏にあるプールサイドからもモンタルチーノの街が見えました。

ボキャブラリーが貧困ですみませんが「THEのどか」としか言いようがないくらい

静かで風が心地よく、どこへも行かずボケーっとしていたいけど短い滞在...

ぼんやりしている場合ではない。

 

 

 

敷地内のワイナリーやワインを販売しているオフィスへは部屋から歩いて...と

思ったらわりと広いので車で移動しました。もちろん徒歩でも行けますが

丘陵地なのでアップダウンがそこそこあります。

 

 

駐車場からの眺め。これまたどこまでも続くなだらかな丘、丘、丘。

そうそう、こういうのラブキラキラ

こういうのが見たくてここへ来たんだった。この景色に感動したのを皮切りに

このあと旅行中、どんどんすごい風景に出会うことになります。

 

 

反対側に振り返るとお花畑越しにモンタルチーノの街。

 

 

日中は天気がコロコロ変わる事が多かったのですが、旅行中はおおむね晴れ。

朝のうちはこんな感じに朝靄が出て、緑色がいっそう濃くてすてきでしたグリーンハート

 

 

お部屋にあったロッソ・ディ・モンタルチーノ(左下の瓶)は飲んでもいいし、

持ち帰ってもいいとの事でしたので、持って帰りましたがな。重いけど。

 

 

日本でもCasanova di Neriのワインが買えることは

事前にネットで見て知ってたけれど、せっかくですもん。

持ち帰りOKと言われたワインと共にわざわざ運ぼうではありませんか。

 

 

一番乗りで他にどなたもいらっしゃらなかったので朝食の写真を撮らせてもらいました。
なんとも可愛いしつらえピンクハートあれもこれも食べたいけれど、まだ旅行序盤。後半にそなえて大事に行かなければ。
 

お昼からモンタルチーノの街へ出かけましたが通り雨に遭ってしまったので、いったんホテルへ戻ってまた夜、もう一度晩ごはんを食べに行きました。

その様子はまた次回しつこ目に笑い泣き