3才からピアノを習い始め、今は年長さんの女の子
先生がお引越しされるとのことで、近所でピアノ教室を探されていて体験レッスンに来てくれました
お住まいは、同じ町内で一筋向こうのお家
ピアノ教室の看板を見て、お電話下さいました
バイエル下巻の後半
バッハの小品
ブルグミュラー
今やっている教本を持って来ていただきました
すでにをもらい、仕上がっている曲を弾いていただきました
スラスラと弾けています
音も合っています
リズムも正しく弾けています
ご本人は楽しく弾いておられます
曲を細かく部分を指導すればもっと良くなるとお伝えし、「この調子で楽しく弾いていかれたらいいと思いますよ♪」とお話ししました
お母さまは、
「いつも私が横について教えています…
教本を易しいのに変えてもらっていいので、一人でも練習できるように読譜からしっかり指導していただきたいです」
との切実なご要望をお聞きしました
あらためて「読譜」が練習の時に「乗り越える壁」のようになっていること、
新しい曲になるたびに、お母さまの負担が大きいとのことをお聞きして…
「自分から」「自分で」練習するには、
①本人が自らそんなに努力しなくても仕上げられる曲
②でも、練習が必要な曲
③どんどん進んでいけること
この①②③が一人で練習できるような曲集に取り組むことが、この女の子に必要かなと感じました
お母さまにもお伝えし、相談した結果、習い始めのときにされていたバーナムの初級あたりに戻ることに
そして、バッハの小品、ブルグミュラーは一旦お休みして、バイエル後半のイ長調、ホ長調のあたりの一曲ずつを丁寧に仕上げることで、
フレーズの出だしと終わり、
両手のバランス、
強弱、緩急
などの一つ一つを細かく自分の耳で聴いて弾くようにし、
正確なリズムやテンポで、音楽的に流れるような弾き方を身につけていってもらいたいと思っています
レッスンに通われて、もうすぐ一ヶ月が経ちますが、
お家での練習は、レッスン曜日の前の日だけ、お母さまがついてチェックをする…とのことで、だい「一人で練習する」ができてこられたご様子
ピアノを弾く中で、リズム通りに弾けないところや、読譜力をつけるために、
教室に置いているこの教本で、初見で取り組んでもらっています
私の大学時代のソルフェージュの呉 あき先生の「リズムとソルフェージュ」
リズム打ちを何個かやってもらい
このような短い曲を
①リズム通りに読む
②ピアノに合わせて歌う
③弾く
の順番でやってもらいます
ピアノの上達は、こういうことの積み重ね
そして一回一回のレッスンでの先生のアドバイスがほんとうに大切です
どのようなお問い合わせもお気軽に
体験レッスンすこしだけしています
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ハートフルピアノ教室
太田直子