職場に派遣で来ている女性がいます。
彼女の業務がなんなのか、までは知らないけれど、
とりあえず、同じ大部屋にいるし、給湯室は一緒だし、折に触れて話す機会があるので、接点はあるわけです。
この彼女と何らか話をするといつも、なぜか、妙な苦々しい後味が残ります。なぜなのか・・・。
彼女の受け答えは明快で、朗らか。笑顔で接してくれるし、特に目立って不愉快になるような点は見いだせないのですが、どうも、なぜか・・・心がざわっと、じゃりっと、するのです。
今日も話す機会があって、大勢の、わいわいやる中でのやりとりだったのですが、なんとなくその原因が見えたような気がしました。
彼女は、ひとの話を肯定しない・・・というか、合いの手をいれるように、ひとひねりしているのです。
たとえば、ですが
「うちの猫が、ちいさい蛇をみつけて、おもちゃの紐だとおもってじゃれていた」
ときけば
「あ、それ、ちがうちがう!蛇だってわかってやってるから!」
といいます。
彼女から「コンパクトな車で、なんかいいのないかしら」ときかれたので
「燃費がよくて税金もやすいから軽ワゴンとか・・・」と言い始めた途端に!
「あ、だめだめ。軽自動車はね、だめよ」という。
あー、そーなんだー・・・じゃあ、何だろね、的な。
これはマウントされてるというのとも違うような気がするけれど、なんだか、ちょいとイラっとするのです。
よくよく思い返してみて、彼女は「なんでも否定してくるひと」というカテゴリーに入るのかもしれない、と思います。
つまり、他人の話題にヒトクサシして、爪痕を残すことで自分の存在感を示す、というか誇示するとでもいいましょうか。
自己顕示欲がものすごく強いタイプなのだと思います。
決して間違った主張をされているわけでもないのですが、正直いって「その爪痕、いらないんですけど」という思いで会話が進むので、いつもジャリッっとしちゃうわけですね。
なので、極力かかわらないように過ごすことに決めています。
今日は大勢でのわいわいの中だったので、ちょっと油断しました。そして、心の中で(お、今日も爪痕のこしにかかってるねー)とか思いながら会話していました。
苦手意識は変えられないので、今後もあまり会話することはないと思いますが、「私を守る」ということがワタシにとっては大事なわけですから、もやもや、じゃりじゃりしないで済むように、過ごします。
みなさんも、周りにいませんか?
なんか、苦手!っていうひと。
タイプ別に対処法がありそうだけど、ワタシは今のところ『極力避ける』作戦です。