入院2日目②


  • 出産

バルーンが抜けて、分娩台へと促されます。
すぐ隣の部屋なので歩いて移動。

確認できるだけで6~7人ですかね。先生、看護師さん、助産師さんがいました。
思ったより人が多くて緊張して怖さが増しました。


分娩台に上がり、先生が状態を確認。
卵膜が見えているとのことで先生に「破水させるよ」と言われて、次の瞬間バシャっという音とともに温かい液体が流れてきました。
ああ、本当に赤ちゃんとお別れなんだと思いました。


1つ思っていたのと違ったのが陣痛でいきむお産じゃなかったことですね。
とちらかというと先生に赤ちゃんを出してもらう感じでした。

コウノドリ(ドラマ版)では同じようにお腹で赤ちゃんを亡くした方は陣痛に合わせていきんでいました。Xでたまたま見たポストでもいきんでいたので思ったのと違うなと思いました。


この時点では陣痛の痛みはあまり感じなかったので、体勢や呼吸など指示された通りにしました。

赤ちゃんを出してもらう時は陣痛とはまた違う痛みがあり(陣痛より痛い)、腰が引けてしまうのでなかなか進みませんでした。

先生たちに何回も「あと少しだよ」、「頑張って」と言われ、痛みに耐えているとスルッと何かが抜けたような感覚がありました。


「赤ちゃん出てきたよ」、「8時38分」と言っているのが聞こえて、やっと終わった、無事出てきてくれて良かったと思いました。


その後「胎盤を出すから少し違和感あるよ」と言われて、胎盤を出してもらいました。

先生たちが胎盤を見てすぐに「感染かな、、」と言っているのが聞こえました。

胎盤の感染。
聞いたことはあるけど何が原因で感染を引き起こすかは知らなかったので、私が何かしてしまったんだと思いました。


助産師さんに「赤ちゃん見る?」と言われたのですが、吐き気、震えるくらいの寒気があり首を横に振ることしか出来ませんでした。

分娩台から待機していた部屋へはストレッチャーで移動。ゆっくりでいいからねと言われて少しずつストレッチャーに移動したのですが、ストレッチャーに乗った瞬間に気持ち悪さが増して戻してしまいました。

少し落ち着いてから待機部屋に移動して、「何かあったらナースコールですぐ呼んでね」と言われました。


初めての妊娠、初めての出産、初めての我が子。
本当は赤ちゃんをちゃんと見たかった。
抱っこできるならすぐにしてあげたかった。
でも終わってみたら身体があまりにも重く、言葉を発するのもやっとという状況。
自分が思い描いていたお産とは程遠く、悲しみが込み上げてきました。



次に続きます。