入院2日目③
- 後陣痛
個室の待機部屋に戻りました。ここから2時間安静です。
寒気と吐き気があるので寝てどうにかしようとしますが、後陣痛があり全く寝られません。この週数でここまで後陣痛があると思わなかったです。
途中で助産師さんが来て、お腹を触って子宮の戻りを確認してくれました。「これくらいの硬さだったら大丈夫だね」と言っていて、助産師さんが部屋を出ていった後に自分でも触って確認してみました。
全体的に出ていたお腹は戻っており平らでしたが、助産師さんが触っていたところはまだポコッと膨らみがあり、ここに赤ちゃんがいたことを確認できました。
でも大きくなっていたお腹が元に戻り、やるせない、虚しい気持ちが襲ってきます。
後陣痛に耐えていると途中で微かに赤ちゃんの声が聞こえてきました。
今生まれた子なのかな。
新生児室にいる子かな。
生まれた時こんな声なのかな。
あの子もこんな風に声をあげて泣くはずだったのに。
そんなことを考えると赤ちゃんに申し訳なくて涙が出てきました。
2時間経つ頃には後陣痛も治まってきましたが、結局寝ることはできず2時間半睡眠のまま病室に戻ることになります。
- 助産師さんが話してくれたこと
病室に戻るにも歩けないので車椅子です。
助産師さんが病室まで連れて行ってくれました。
エレベーターで移動するのですが、人が乗っていて何回か見送ったので色んなことを話してくれました。
赤ちゃんが亡くなってしまった原因について、
「先生たちが胎盤が感染していたのが原因だろうって言ってた。でも人間誰しも風邪ひいたことがない人がいないように赤ちゃんも同じようにお腹の中で体調が悪くなっちゃったりするんだよね。」
続けて、
「赤ちゃんが死んじゃってママはみんな自分を責めるんだけど、、。私年数で言ったら20年以上子供1人育てるくらい助産師してるんだけどね、ママが悪い、ママが原因なんてこと1回もなかったから。」
と言われて、当時はこの言葉に救われました。
今後については
「赤ちゃんを亡くして本当に辛いと思う。だから本当に辛かったら精神科に行くとか、抵抗があるかもしれないけど1つの選択肢だよ。」
と言われました。
唯一私から
「赤ちゃんの声が聞こえたんですけど、生まれた子ですか?」と聞きました。
助産師さんは
「今日は帝王切開があってね。ごめんね。でもこれでも静かな中お産ができた方なの。」と言っていました。
私は生まれた時こんな声するのかなと思って聞いただけだったので、気を遣わせてしまって申し訳なかったです。
普段だったら他の部屋から陣痛に耐える声が聞こえてきたり、もっと騒がしいそうです。
入院日を見送らなくて良かったかもしれません。
助産師さん曰くお産はとてもスムーズだったそうです。「私がやることないくらい!」と言っていただきました。
そんなことを話しながら病室に着きました。
入院2日目続きます。