厚田村☆猫家便り -164ページ目

厚田村☆猫家便り

北の日本海に面した小さな漁村に移住してからの日々

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雲ひとつ無いのだけれど、なんとなく湿気を含んだ、無風の一日。海もべた凪ぎ。
こんな日の日没は、なんだか古い裸電球を灯したような懐かしい色合いです。
海鳥たちもこんな日は静かで、防波堤の上で早寝を決め込んでいます。

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厚田村は知る人ぞ知る「夕日のメッカ」。全国からプロのカメラマンがやって来るほどです。
でもそのほとんどが、望来周辺に集中するようです。見晴らしの良い丘や、断崖の上からの眺望はすばらしく、まん丸な太陽が水平線に落ちる、見事な写真を写真誌などでよく見ます。
私はそんな派手な夕日も好きですが、どちらかと言うと雲に変化がある夕日や夕映えが好きです。
また、厚田村(特に本村辺りは)は不思議な所で、一日どんより曇った日でも、夕方の時間になると、それなりに美しい夕焼けが見られることが多いのです。(それも十月末頃までですが)
この写真を撮ったのも十月八日のそんな日でした。時間と視点を少し変えるだけで、幻想的な世界が広がりました。

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今、猫家には、避妊した雌五匹とボスの雄猫(捨て猫)の六匹が定住猫でいます。それに加えて通いの雌野良猫二匹とその仔猫たち六匹がいます。一年を経て猫たちの顔ぶれはずいぶん変わりました。
昨年生まれた仔猫の内、雌は捕まえられる順に避妊したり、里子に出したりしました。初冬に流行風邪で命を落とした猫もいます。今通ってくる母猫は捕まえられなかった二匹です。里親が見つからなかった雄は、生後一年を迎えて間もなくボス猫に追い出されたりして、独立して他の場所で生きています。(いずれそれらの子達のエピソードも紹介したいと思っています)
この二匹の雌猫が産んだ仔猫の内、二匹の仔猫が弱っていたため保護することが出来ました。
里親も無事決まり、現在、家の中で家猫としての訓練と、虫下し治療を行っていて、完治しだい里親に届ける予定です。その仔猫たちは、今が可愛い盛りで、元気一杯。良く食べ、良く遊び、良く寝る、と三拍子そろった典型的仔猫で、見ているだけで癒されるのです。死んだ子達の分も幸せになるんだよ!