厚田村☆猫家便り -144ページ目

厚田村☆猫家便り

北の日本海に面した小さな漁村に移住してからの日々

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通いの外猫クーミィとは一年半の付き合いになります。
最近紹介した「外猫達」の中の一匹の三毛雌猫で、モコの母親でもあります。
10日前、とうとう避妊手術をすることが出来ました。
今、家の中で療養中ですが、当初の予定であるリリースする時期・・というより「リリース」自体に迷っています。

野良化した大人の捨て猫や、野良の子から生まれ育った野性的な成猫は、術後元の場所に離し、一代で終わらせる。
それが私が当初から考えていた方法です。
すでにそのようにして何匹かは放して、野生の生活を続けています。
クーミィも間違いなくそのような一匹になる予定でした。

閉じ込められるのが大嫌いで、騙すように家に引き入れ病院に連れて行きました。
きっと術後は警戒心が倍増し、二度と信用してくれないだろうと、抜糸の必要のない処置にしてもらいました。
しかし当初の予想とは裏腹に、クーミィは以前のようにパニックにもならず、それほど外に出してくれと泣き喚きもせず、それなりに家の中で暮らしています。
今の厳しい天候も、リリースを押し留めた原因ですが、クーミィの野生そのものにも疑問が残ります。
そしてまた同時に、他の猫達と同様このまま家の中で暮らすことが、クーミィにとって本当に幸せなのだろうか?と言う疑問も・・

しばらくの間、クーミィの野性的なまなざしと対峙しながら、迷い続けるような気がしてます・・

皆さんならどうするでしょうか?


以下はクーミィに関係する過去記事です。
写真1~:家の中のクーミィ
写真最後:昨年6月2日の出産間近のクーミィ(6月4日、5日の2日間だけ現れず、6日にははぺちゃんこのお腹で)

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「立春」も過ぎ、南の地からは菜の花や梅の開花の便りが・・。
けれど北国は、まだまだ冬真っ盛り。
今年は例年にない大雪に埋もれている地域が数多く、厚田もそんな地の一つです。
2、3日、穏やかな日が続き、だいぶ積雪が減ったなと思うと、ブリザードや降雪があり・・
まさしく「旧の木阿弥」の繰り返し。

どうしても家の中に籠りがちになり、灰色の空も雪もいつもより重く重く感じられます。
能天気、楽天主義を自認する私ですが、さすがに閉塞感に襲われ、憂鬱になることがあります。

そんな時の解決法の一つとして、私は写真を眺めます。
この冬鬱に、特に良く利くのは、風景写真や花の写真。
これから訪れて来るはずの季節や日々、過ぎた日の楽しさを思い起こさせてくれます。

今多くのブログと出会い、色々な土地の美しい空や夕日、朝日、風景や花々のすばらしい写真に思いをはせ、慰められています。
しかし、取って置きのお気に入りの写真は、自分で撮ったつたない写真なのです。

大好きな人達と眺め、思い出を刻んだ写真。

一瞬にして、その時の楽しさや感情、すべての状況が蘇る写真。

どんな「へっぽこぽこ」でもカメラを手にしていて良かった~





写真:2004・9.17 (最初の一枚は当ブログ・プロフィール画像にも使用)

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厚田村は小さな村々が集まり一つの村になり歴史を刻んできました。
今は石狩市の一つの区になりましたが、「区」という町的呼称がこれほどそぐわない土地があろうかと思われるほど自然が広がり、集落と集落の距離は離れています。

国道231号線を南から走り続けると、ここより厚田区という標識に出会います。
しかし、ここまで来てもまだ海の近くにいる実感は全くありません。
途中の石狩も大きな漁港や海水浴場を持つ街ですが、国道を走っている限り海を望むことは出来ません。
厚田に入って少し走ると丘陵地帯にシップと言う集落があり、そこで初めて田園の向こうに少し海が見えます。
そして、その丘陵地帯の頂上付近から望来(もうらい)です。

緩いくだり坂の向こうに、一気に海が広がり、海岸線や雄冬(おふゆ)連山などが望めます。
晴れの日も曇りの日も、幾たび通っても、この眺望には、ハッと心が動きます。

夕日の名所や海水浴場、別荘地、パークゴルフ場、巨大な墓地等があり、シーズン中は厚田で一番の人出で賑わいを見せる地ですが、今は他の地域と同じく静かな冬籠り。

手元の古いアイヌ語辞典で調べてみると・・mo(も)=緩やかな、rai(らい)=くだり。
これが本当の地名の由来かは定かでありませんが、アイヌ語から名付けられたことだけは確か。
当て字の「望来」もここばかりはぴったり。
「望みに来る」「来たりて望む」・・・

ちなみに、シヌプ=丘陵とあります。


写真1:2006.1.28  望来坂上の途中の国道パーキングエリアより
写真2:2004.10.24 国道海側隣にある村道の同じ付近より
写真3~:(2と同じ日に)望来展望台から