前回は歩けない人の歩行分析でしたね。
平行棒持たないと歩けない人です。

今回は平行棒や杖を持ってない人の分析をしましょうか。

前回と同じ右に麻痺がある患者さんがリハ室を歩いてるとしましょう。

そして、バイザーから「はい!歩行分析して!」とか言われるわけですよ。

「えー!うわー!どこから見ていいかわかんねー!」ってなるんですよ。ならないですかそうですか。

と、とりあえず、説明していきますね。
よく言われるのは「正常歩行と比較しなさい!」って事ですね。
これは概ね正しいので少し話します。

正常歩行と言われてみなさんはどう思いますか?
まぁ、「普通の歩き方?」とか言うと思うんですが、それがちょっと違うんですよ。

正常歩行というのは、実は『最高の歩き方』なんですよ。
街で見かけるあの人もこの人もみーんな最高の歩き方してるんですよ。

最高とか言われても「いやふつうやん!」てなると思うんですが、その『普通の歩き方』から少しでも外れて歩くと、、、。

例えば膝を全く曲げずに歩くとしましょう。考えただけでも疲れそうですよね。でも、わざわさ変な制限したらそーなりますわね。そりゃあ。

じゃあ、歩幅を広げるとどうなるでしょうか。スピードは速くなりますが疲れる&つまづきやすくなる。

そうなんです。普通の歩き方ってのは、『スピード・安全性・持久性・普遍性』の全てをバランス良く満たした総合的に最高の歩き方なんですよ。

だから、正常歩行じゃない歩き方の人は『スピード・安全性・持久性・普遍性』のどこかに問題あり!って考える事ができます。

ここでお気付きの方もいらっしゃいますが、実用性1実用性2でやりました、『実用性』のハナシです。

それで、その患者さんが歩くのが少し遅いとしましょう。
だとしたら、なぜ遅いのか。それを正常歩行と比較して「あー。右足ついてから体重のせるまでに時間かかってるなー。」とかいう風に見ていきます。

そしたら、なぜ体重のせるまでに時間がかかるかを見ましょう。
正常歩行の図には各関節の角度とかも載ってたと思いますが、その角度がちゃんと出てるかとかも見ましょう。

そしたら、「足関節の背屈でてねーなー。」とかなります。

んで、次の日の朝とかにバイザーに「昨日の患者さんの足関節の角度を測定させて下さい!」とか言うんですよ。

とりあえず、今日はこのへんにしときましょうか。