人気学参『高校物理発想法』著者 大阪で物理化学の家庭教師を行っています。生徒募集中! -8ページ目

人気学参『高校物理発想法』著者 大阪で物理化学の家庭教師を行っています。生徒募集中!

人気学習参考書『高校物理発想法』の著者です。大阪で高校物理・化学の家庭教師を行っています。本質を的確に教える指導が好評です。なかなか学参執筆者の指導を直接マンツーマンで受けられる機会はありません。関心がある方はメッセージください。

あまり高校化学では用いない表記かもしれませんが、たまに塩化第二鉄という表記が用いられます。


これ


FeCl₂なのかFeCl₃なのか分かりにくいですね。


第二だから2価か?




答えは


第一鉄(イオン)がFe²⁺

第二鉄(イオン)がFe³⁺です。


塩化第二鉄はFeCl₃ですね。


頭の片隅にでも置いておいてください。


今回はちょこっと講義でした😊

高校化学で「蒸留」と「分留」という用語が出てきます。今回は、大学入試対策として2つの用語をどう使い分けるか、をテーマにしたいと思います。




この使い分けケッコウ微妙です。


まず「分留」とは「分別蒸留」の略です。分留は蒸留の一種なんですね。


だから、こちらから入試問題の解答としてこの言葉を用いるときは「蒸留」という言葉しか用いないことにしましょう。分留も蒸留の一種なのだからバツにされることはないでしょう。


それで「蒸留」なのですが、蒸留とは沸点の違いを利用して混合物を分離する方法のことです。


そして「分留」は多くの種類のモノからなる混合物を順番にひとつひとつ蒸留していくことです。


ネットで調べると、固体と液体からなる混合物を分離するのが蒸留で、液体と液体からなる混合物を分離するのが分留だ、という説があるが、これは間違いだ、となっています。


私にはどちらが正しい説なのか断定することができません。


とにかく、こちらが使うときは「蒸留」しか使わない、で対応できると思います。


「蒸留」「分留」についてでした。

高校の物理は中学理科とかなり様相が異なります。中学理科は暗記が中心ですが、高校物理は自分で考えて正解を導くことが要求されます。




まず、頭に置いておいて欲しいのが


法則に基づいて式を立て、その式を解いて未知のモノを求める


という作法


式を立てて解く、これが高校物理の基本です。


例えば


・等加速度運動の公式を使って式を作り、速度vを求める


・運動方程式を使って式を立て、加速度aを求める


・力学的エネルギー保存の法則を使って式を立て、速度vを求める


などです。


高校物理の問題はほぼずっとこのパターンです。



それから「ベクトル」というモノが登場します。ベクトルは向きと大きさを持った量です。


変位ベクトルは右に5メートルなどと表現します。向きを指定しないと変位は表現できないのです。だから「変位はいくらか?」と問われて“5メートルなどと答えると減点です。向きを忘れてはいけません。



あと単位も重要です。物理量には単位があります。“5メートル“3といった具合いに。


大切なことは、イコールの左と右で必ず単位は等しいということです。


少し難しいですが例を挙げます。


v=at²


という答えになったとします。ここで単位を確認すると


左辺vは速度で[m/s]


右辺はaが加速度で[m/s²]、tは時間で[s]、ということは、at²を計算して単位は[m]


よって、左辺と右辺の単位が異なります。したがって、この答えは間違えていると判断できるのです。


この単位を確認するという作業はうっかりミス防止にとても役立ちます。


単位(の次元)は物理学においてとても大切なので、物理の学習において常に念頭においておきたいです。



まとめ


高校物理の始め方


・式を立てて解く、という作法を身につける


・ベクトルには向きがあることを忘れない


・単位に注意を払う


以上のことを意識すると良いでしょう。



今回は、新高校1年生のみなさんに、高校化学をどのように学び始めたらいいか、について述べてみたいと思います。




学校の授業の最初の方で「周期表」とか「結合」とか学ぶと思います。


しかし、そういうことは、ふ〜ん、と遠目で眺めておけば良いです。


はっきり言って大切なのは


[mol]モル


です‼️


高校化学はまずモルを理解することに全力を傾けましょう。


モルが分からないことには、高校化学はまったく理解できません。


「モル」とはなにか簡単に解説しておきます。


「ダース」ってありますよね。12個で1ダース、24個で2ダース。あれと似たようなモノです。


6.02×10²³個で1[mol]です。倍なら2モル、半分なら0.5モルですね。


10²³1023回かける)


1023乗って文字通り桁違いですが、化学で扱う原子や分子の数はそれくらいじゃないと間に合わないんですね。


というわけでモルです。他のことはいい加減でいいので、モルを理解することに全力をあげてください。


高校化学はモルから始める、でした。

高校化学で習う超臨界流体。教科書には液体と気体の区別がつかない状態などという説明がしてあります。



ちょっと待ってください。液体と気体の区別がつかないってどういう意味ですか?


こういう、さも説明したような雰囲気にして、実は何も説明していない、というのはいけませんねえ。生徒をケムに巻いてごまかすのはズルい。


まず、固体・液体・気体の間の変化を相転移と言います。


固体・液体・気体を分け隔てるモノはなんでしょうか?あるいは相転移現象とはなに?


下のような三相図を見たことがあるでしょう。



①②のような境界線をまたぐ変化が相転移です。


このとき、密度や比熱が飛躍的・不連続的に変化するのです。この飛躍的な変化こそが液体と気体を分け隔てるモノです。


ところが、図の③④の変化では飛躍がなく、連続的に密度や比熱が変化するのです(原因は不明)。


このことを指して液体と気体の区別がつかないと言っているのです。


これで意味が分かったのではないでしょうか?


教科書としては、カンタンに分かりやすく説明したつもりなのでしょうが、私からすると、カンタンで分かりにくい説明になっている、と思います。カンタン=分かりやすい、ではないのです。


超臨界流体については他にも学んでおかなくてはいけないことがありますが、まず、液体と気体の区別がつかない、とはどういうことか理解しましょう。