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さて、タイトルの『 逆プラセボ効果 』。
ご存知の方も多いと思うのですが、
プラセボ効果(別名 プラシーボ効果)とは、偽の薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられることを言います。
10数年前に道南の機関病院に実習に行っていた際には、医師が積極的に処方されている事に驚いたものでした。
[ 信じ込む事によって何らかの改善がみられる ]というプラセボですが、
その"逆"とは[ 大して悪くもないのに、悪いと言われるとそんな気になる ]という、僕が臨床で良く体感するお客さんの不利益を言う、僕の造語です。
検診等で「再検査」となった時に、疑いが晴れるまで何か身体がスッキリしないというアレです。
これが、信頼のおけるお医者さんからの言葉で、一時的なものであればしょうがないと思うのですが、この逆プラセボ効果はどのような相手からでも効果が出てしまうようです。
リラクゼーションやエステ等の、
筋肉骨格系の専門知識を持ち合わせていない方からの言葉でも、
『 凝ってますね〜、背中ガチガチですよ。辛くなかったんですか? 』なんて言われると、今まで辛くなかったという方も気になるようになってしまうようです。
まるで「凝っていますね = 頑張って仕事してますね」というねぎらいの言葉に聞こえてしまう。
整体で『 背骨のxx番とxx番、とても歪んでいますね〜 』
なんて言われると、ずっと気になって頭を離れないようです。
僕の店では初診時に、
カルテの記入欄の[ 抱えている不調・気になる事 ]という項目があります。
ここに、こうした過去に関わった方に言われた内容がくる事もしばしば。
僕『 自分でもそう実感されてます? 』
「 自分では分かりません。 」
「 でもそれは事実です。 」
・・・みたいな、そこに疑いも何もない。
「 よく言われるので。 」
・・・みたいに、2人以上から言われたら確定のようです。
僕『 言ってくれたその方は、治してくれなかったんですか? 』
「 ・・・ですよね〜、そんなの言い逃げですよね。 」
となる事がほとんどですが、
行けなかった理由や、治らない理由など【 言われたことは事実だけど、治らない理由 】を語りたくなるくらい、逆プラセボ効果は根深くなりやすいみたい。
ご本人が実感している内容で、改善に向かっているなら良いんですけどね。
人の体を扱うお仕事をしている方は、すごく注意しなければいけないと思うわけです。
以前、来店された
『 不調はないけど、肩がガチガチだとマッサージで言われて以来、気になって。 』と来店された40代 女性。
僕が診ると何にもない。。。
むしろ綺麗な姿勢、健康的な体。
そりゃ、粗探しをすれば何かあるかもしれないけど、主訴は不調ではなく『 言われた説明が気になる 』というもの。
この方には、
『 大丈夫!! 何にもないので、安心してください(^^) 』
『 料金は結構なので、帰っちゃいますか! 』
とお帰り頂きました。。
こんな無料サービス、基本的にはやってません!!
でもこの方には、これが1番の関わりだと、今でも思っています。
鏡を見せながらのこんな光景、
『 ほら、俺の言っている事は事実だろ。』
視覚的運動イメージを使って、施術者視点で問題点を刷り込んでいく作業。
これ、僕の視点からすると相当な逆プラセボ効果が期待できそうです。
視覚的に身体を認識しても、体は学習しません。
脳科学的な運動/姿勢学習の理論背景は以前にもブログに綴っています。
>【 ブログタイトル:意識の仕方】
鏡も使い方なんでしょうけどね。
Phactでは、
身体感覚に基づいた下記のような1対1だからできる関わりを目指しているのですが、事例報告として記事にしたり、改めて説明すると、ブログを通りすがりで見た方は、上記のようにご自身の体に意識を向けてしまいますよね。
これがしばらく記事を書けなくなった理由の1つです。
対象者に、
起きている現象をそのまま伝えるのは簡単だけど、
必要なのは、
> 抱えている不調にどのように関わっているか
> 身体感覚として自覚できるポイントを見つけ
そして、
現象そのままではなく、解決策や変化点を分かりやすく伝える事!!
そのために対象者の事をよく知り、
身体意識や知識背景などを鑑み、
その方に分かりやすい言葉や流れを工夫し、
ご本人自らが解決に向かう気づきを提供する事。
これが僕の課題。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました!!