『 おしり〜ももにかけての痛み 』に悩む 50代 空手家の女性 札幌 整体 事例報告 | 札幌 整体 Phact ふぁくと 口コミ評判の理学療法士による本格整体 公式ブログ

札幌 整体 Phact ふぁくと 口コミ評判の理学療法士による本格整体 公式ブログ

札幌駅北口徒歩1分。原因の分析に基づいた本格的施術。口コミ評判が高く、ご紹介や知人からオススメでご来店が多い。札幌の病院に理学療法士として8年間勤務した知識や技術をもとに、様々な代替医療を勉強、進化をつづけます。

おかげ様で口コミで広がっています^^
札幌駅前 整体・Conditioningサロン 、理学療法士による施術のPhact ふぁくと公式ブログです!!
アクセス予約相談他の事例

電話:011-788-7112
予約システム inn@1cs.jp へ空メール




いつも、このブログをご覧頂きありがとうございます(^^)


今回は、
『 左おしり~太ももにかけての痛み 』
『 これって坐骨神経痛?? 』

という、50代の空手家の女性の事例報告です。



『 10月下旬の大会に間に合うように、痛みが出ないようにしたい 』
というご希望で、ブログを見てご来店頂きました(^^)




話が少しそれますが、
今月は大阪・仙台・市内など様々な講習に行き、多くのことを学びました。

そこで、
いつもは一般の方向けにシンプルに書いているのですが、「知識の整理」も兼ねて、専門用語も交えて書いていこうと思います。

【 一般の方は、小さい文字を飛ばして読んでくださいm(__)m 】





それでは・・・・


まずは、
ご来店時に十分にカウンセリングを行った後で、左おしり痛に関連づけられそうな体の使い方(=今回は痛みのある立つ姿勢)を分析しました。



左背中をくっと縮め、左肩↓・右肩↑にとりあう上半身の使い方。
これが無自覚定着
右に体重移動した時もこのパターンは崩れず、左おしりの外側に体重をとりあう癖を発見しました。


【 頭のなか 】 = =
疼痛部位は左梨状筋から外側Hamにかけて。梨状筋由来の関連痛と推測。
(ラセグ、SLR-t、L4-5棘突起触診、骨盤固定下の体幹前屈で疼痛なしetc検査で、ヘルニア所見を除外)

Story (= 初期評価時の仮説)は、
左胸腸肋筋主導の右凸にしたcounter activity優位、筋腹の膨隆にも著明な左右差 (左>右) あり。

そのため、
左右w/sにおいても同パターンとなり、特に左シフトの際に股関節部で骨頭を後外側にはずれて荷重。梨状筋負荷に繋がっている。
= = = = =




僕の施術では、
ご本人の自覚(人によって違う)を重視しています。
そのため、こうした分析結果を体の感覚で自覚してもらいます。


このパターンを強めて左に体重をかけると痛い

このパターンを弱めて左に体重をかけると痛くない


「 写真などの外から見た姿 」はこの感覚を得るための補助として利用します。




『 ブログを見ると酷い人ばかりが写真になってると思ったけど、みんなあるんだね~!! 』
との言葉を頂きました。

なるほど。。。僕は逆にまっすぐの方は見た事ありません。



そして、
・ 更に施術前後の変化が分かりやすい感覚のポイント
セルフケアにも繋げれる、自覚を得やすいポイント

をディスカッションや試し打の中から、「 仰向けでの床に着いている感じ 」と決め、施術前にチェックして頂きます。


肋骨や骨盤の左右の違いを自分でチェック!!



そしてStoryに基づいて施術です。

たてた仮説が解決策に繋がるものかを検証するため、「 痛みをとるための施術 」の前に「 体のクセを減らす 」ための内容を行い、痛みを再チェックします。



この方の場合、
・ 左背中の筋肉の緩みを誘導
・ 背中以外の箇所との繋がりの解消

などでした。


施術後がコチラ

>ブログ最後に、歩き姿勢の前後の動画もあります 



クセが少し取れた段階で、一度起きて頂くと、
『 痛くない!!不思議ね~~ 』
『 やっぱりクセからだったってことね!! 』

と自覚も得られた様子でした。



ただこの方の場合、「立った姿勢の中でどう姿勢が変わったか?」は写真やビデオでしか分かりません。

ですがこれは想定内(^^)

あらかじめ
最初に意識を向けておいた『 仰向けで床に着く感じ 』の変化で自覚してもらいます。





そしてそれを『 寝る前にチェックする 』というセルフケアを10日間おこなってもらい、もう一度ご来店頂き経過をチェック予定です(^^)


【 頭の中 】 = =
・ 左横隔膜・壁側胸膜のリリース
・ 腸腰筋リリース
・ 肩甲骨を誘導し、腸肋筋筋腹に荷重感を入力
・ 胸腰椎移行部を中心にした、脊柱の左側屈誘導(仰臥位)
これらを行い、再評価

体幹左伸筋群の反応が消え、w/sもスムースに。
この時点で、梨状筋の立位・左w/s時の痛み消失。

しかし全体の要素として、
① 右肩甲帯の下制
② 左下肢の腓骨荷重・外側Lineの過緊張
③ 左腸骨カウンターニューテーション⇄後頭骨/頭蓋底のゆがみ
が印象に残る。

①に対し、
体幹の繋がりを見ながらの自動性の確保

②に対し、
立方骨の頭側可動性、指伸筋/TAの脛骨間リリース→骨間膜、腓骨の上方外旋可動性の確保

③に対し、
環椎後頭関節リリース、SBJ調整、仙骨クレードル
を実施し再評価。

より立位やw/sが楽に。

その後、もともと痛みのあった梨状筋や周囲筋を軽くリリース(調和を図る程度)して終了。
= = = = =







なんともこの方、
2年以上も整骨院などに行かれていたとのこと。

「痛みを取る」のも大事だけど、「原因を探って対処する」のが大切ですね(^^)



> 歩き方の前後の違い<


1分もない動画ですが
あなたはこの違いが分かりますか??






この方の2回目施術時の報告はコチラ


はじめての方に戻る


最後までお読み頂き、本当にありがとうございました!!


札幌駅北口 徒歩1分!!

まずはお気軽に、
バナーをクリックして電話相談をご利用ください。







■  はじめての方 
■  施術内容・料金 
■  施術効果 
■  地図・アクセス 

■  症状別事例 







札幌市内・中央区・北区・東区・西区・南区・白石区・手稲区、遠くは小樽・江別・岩見沢・北見・帯広などからもお越し頂いています。

姿勢スポーツ痛みの事なら、理学療法士が施術する『姿勢とからだ、後遺症の専門店 Phact ふぁくと』にお任せください!!