前回は、遠心性収縮の鍵となる「タイチン」という組織についてお話ししました。今日は閑話休題。このタイチンはコネクチンとも呼ばれ、日本人研究者の丸山先生が発見されたものだそうです。(参照リンク)
丸山先生は、ミオシンとアクチンというたんぱく質を取り除いた筋線維が、引き伸ばされたあとにパッと元の長さに戻る現象を観察し、そこに“見えないバネ”の存在を感じ取ったといいます。
14年の歳月をかけてその正体を明らかにし、「つなぐ」という意味を込めて“コネクチン”と名づけました。
発見とは、すぐに答えが出るものではなく、試行錯誤や違和感の中で少しずつ形になるもの。
その探究の姿勢は、私たちの現場にも通じています。
「このクライアントさんにとって、どんな環境が最適だろう?」「どうするともっと動きがよくなるだろう?」
その問いに即答はなくても、考え、試し、また考える。
そのプロセスこそが、学びであり、成長なのだと思います。
丸山先生は「流行を追うのではなく、その元を見つけることが大切」と語っています。
この言葉は、これまで大切にしてきたスタジオの歩みにも重なります。
先月末、おかげさまで17周年を迎えました。
これまで支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。
これからも好奇心を忘れず、探究を楽しみながら、クライアントの皆さまにとって最善のサポートを探し続けていきます。
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