ここ数年は母親の介護の関係上、殆どが日帰りでしたが、今回は1泊することで足を伸ばしてみました。
今回は奈良のなら燈火会の写真を撮るのが目的でした。
日程を見てゆくと、春日大社の中元万燈籠が行われ、又、建物のライトアップも行われるという森沢山の行事が重なっています。
ここで問題は、開催時間でした。
当然ライトアップなども暗くならないと意味がありません。
全ての開催時刻は、19時~21時までの2時間だけです。
広い奈良の街を2時間で回りきれるかが問題です。
今回は初日に京都を回り、夕方頃に奈良に入り、春日大社を18時頃に到着という予定で動き出しました。
当日、京都に着くと直ぐに宇治の平等院へ向かいました。
ここへ行ったのは他でもなく、昨年に平成の修理が終わり当時の色を取り戻した鳳凰堂がお目当てです。
鳳凰は当時の金色に輝いているのは、解っていましたが、色褪せないうちに撮っておきたいという気持ちと、午前中の早い時間帯に、お堂の中に日か差し込んで、中が色鮮やかに発する光景が撮れればとの思いがありました。
さすがにどこから見ても美しい。
このまま色褪せないことを祈っています。
ここから少し歩いて移動となるので、早めにここを出て次の場所へ向かいます。
宇治神社を訪れ、次に宇治上神社へ訪れ、ここから少し歩いて始めて訪れる三室戸寺へ向かいます。
ここは6月頃に紫陽花の写真を撮ろうと考えていましたが、時間が取れずそのままとなっていました。
この時期上手く行けば、蓮の花が撮れるかと思い足早に三室戸寺へ。
大半のハスは散っていましたが、種類によってこれからの物もありました。
やはりお寺さんにハスは似合います。
始めに予定していた時間よりも早めに次の場所へ移動するようにしました。
最初は予定よりも少し遅かったので、焦りもありましたが、天候に恵まれとても暑く、汗だくで歩くことになりました。
ここから次の目的地は、今まで使用していた数珠のブレスレットの糸が伸びているので、購入をしたお店に修理を依頼に行きました。
一昨年はここのご主人に会えませんでしたが、今年は会うことが出来ました。
始めてこの店に訪れてから約十年。
久しぶりお会いしたら少し足が悪くなった様で、少し気がかりではありました。
ここから少し北の方へ移動。
以前はこの神社の前を素通りしていました。
今回はちゃんと訪れてみようと思います。
陰陽師で知られている安倍晴明が祀られている神社です。
これは右に見えている橋は移設した一条戻橋だそうです。
ひとまずホテルにチェックインをして一息ついた後、少し遅い昼食を食べに行きます。
ここも京都へ来ると必ず訪れるお店です。
おなかも満たされ、少し予定よりも早くなりましたが、奈良へ行こうと思います。
今回乗る特急は2階建ての車両で、始めて乗るとこになります。席番号を探すのに大変でした。
奈良について早々にお土産物のを購入して、自宅へ発送。
少し町中をブラブラしながら春日大社へ到着。
警備の人に確認をしたら当日でも奉賛会の手続きが出来るとのことなので、少し早めから並び、国宝の釣灯籠どれでも気に入った物があれば蝋燭を灯しても良いとのこと。
滅多にない経験をさせて頂きました。
春日大社をやっと出ることが出来ました。
とても暗い中、人が多く前があまり見えない中を歩き回りました。
ここから少し離れている東大寺へ向かいましたが、やはり人が多くなかなか前に進めませんが、何とか切り抜けてやっとの思いで到着。
ここでは、年に数回しか見るとこの出来ない光景が見られます。
大仏様が大仏殿の窓から見えるところです。
この後は急いで奈良の駅へ向かい、宿泊先の京都へ向かいます。
さすがこの時間では、特急はありません。
電車を乗り継ぎ何とか予定よりも少し遅れましたが、ホテルに到着。
めっちゃクチャ汗をかいたので、汗を流し、翌日は、奈良の法隆寺へ行く予定です。
早朝直ぐに奈良へ向かいました。
この時間では特急がないため、急行を使用して奈良で乗り換え法隆寺へ。
法隆寺の駅で降りる人が殆どいませんでした。
駅前にもバスやタクシーも殆ど無い状態です。
やはりここから徒歩での移動です。
到着した法隆寺は6年前と比べると警備が厳しくなっていました。
最近、国宝や世界遺産にいたずらをする輩がいるせいもあるのですが、非常に写真が撮りにくい状態になっています。
こんなことが無くとも良い状態になればと思います。
ここで小さな秋を見つけました。
この後は奈良の街をブラブラしながら、あちこちを見て歩きましたが、暑さはこの日も続きました。
早々に京都へ戻り遅めの昼食を取り、涼しい土産物店を時間までブラブラして京都を後にしました。
東京は一生懸命道幅を広げる工事が多くあるのに、京都は逆に車道を狭くして、歩道を広げる工事が彼方此方で行われています。
この辺りが街作りの考え方の違いでしょうか。
久しぶり京都は良かったです。
今回もプリントした地図を持って行きましたが、殆ど見ることもなく歩きまくりましたが、まだ京都の道がまだ頭の中にあるようです。
今度は来年でしょうか。
今度は度へ訪れるか、ジックリプランを練ってゆきたいと思います。