16日から福島県の中通りを周り桜を撮影してきました。
桜で有名な三春町です、初めて来ました。
2日間色々な場所で素晴らしい桜の名木に出合い、感動の連続でした。
何はともあれ、最も有名な三春の滝桜からです。
滝のような桜だから滝桜と呼ぶのだと勝手に思っていましたが、どうも地名からきているようです。
滝という地区の名木で、国の天然記念物に指定されています。
数日前に満開を迎えたようで、その日(平日)に向かう計画でしたが雨でこの土日になってしまいました。
二日間夏を思わせるような暑い日が続き一気に満開、その後冷たい雨に振られて散り始め、この週末が唯一のチャンス。
18時にライトアップが始まりました。
少しずつ雰囲気が出てきました。
撮影している場所にはたくさんのカメラマンの三脚がズラッと並びます。
2時間前から場所取りして桜を眺めてました。
日が沈みマジックアワーへ、空が青くなってくるとともに桜が幻想的に浮き上がってきます。
ライトアップは18時から21時まで。
19時を過ぎた頃から次々と車がやってきて駐車場に入れず渋滞が発生しているようです。
場所を移動。
この日は満月、4月の満月をピンクムーンと呼ぶそうです。
色はもちろんピンクじゃありませんけど、桜はピンクです。
プロジェクションマッピングで桜の花びらが地面に映し出されています。
20時、ここで滝桜から離脱、4時間ほど長居しました。
他の夜桜の撮影に向かいます。
再び戻ってきたのは23時頃。
数時間前の喧騒が嘘のように静まり返ってます。
満月の月明かりに滝桜が浮かび上がり、星も写っています。
これが撮りたかったんです。
こんな真夜中ですけど、同好の士のカメラマンが十名ほど。
春の星座北斗七星が滝桜を包み込みます。
月明かりが無ければ滝桜と天の川を撮影したかったのですが、満月を逆利用して月明かりの滝桜に魅了されました。
12時過ぎまで撮影してました。
駐車場で仮眠し、朝四時過ぎに再び滝桜へ。
5時過ぎに日が出て滝桜を照らします。
カメラマン、観光客が増えてきました。
6時から今シーズン最後の営業のために、観光協会の方々が準備を始めました。
ここでお別れをして、朝日に照らされた他の一本桜を撮影に向かいます。