このレンズは前々から気にはなっていました。
800mmの超望遠単焦点レンズ。
800mmの単焦点レンズというと100万円台という高価なレンズをイメージしますけど、このレンズは絞りの機能がありません。
F11固定ですから、言わば望遠鏡のような設計。
従って、11万円ほどの安価な価格が魅力。
でも、そこはCanonが作る「望遠鏡」ですから、クオリティは高く、写りの評価は高いです。
気になっていたのですが先日100-500mmを買いましたので、「とりあえずはいいかな」と思っていました。
この前コミミズクを撮影しているときに、待ち時間が長く皆さんと情報交換をしたのですが、このレンズのユーザーさんがいました。
彼はこのレンズを絶賛していました。
EFの大砲レベルのレンズ(600mmF4)をその日は使っていたのですけど、RF800mmは買って損はないレンズだとさかんに言っていました。
欲しくなってしまいました(笑)。
でも。このレンズも大人気で発売以来品薄状態が続き、納期三ヶ月と言われています。
そこで、地元のビックカメラに展示されているのを思い出し、お店で交渉してみると展示品を販売してくれることに。
しかも展示品ですから割り引いてくれます。
「じゃあ、展示品なので、えっと〜110万円ということで・・・」
「・・・えっ?百十万円?」
「あっ、ケタを間違えました」
だって(笑)。
お店の人も間違える10万円台の800mmレンズというわけです。
とてもコンパクトで、軽量ですから、手持ちで十分いけますね。
これでまた、野鳥撮影、戦闘機撮影、スポーツ撮影が楽しくなりそうです。
実は昨日アップしたコミミズクの画像はこのレンズで撮影したもの、デビュー戦でした。
使った感覚はとにかく軽いということ。
R6も軽いので,これだったら手持ちで簡単に振り回せます。
エクステンダーを装着すると1600mmにもなります,F22で暗いけど。
ピントの速さは単焦点ならではという印象。
大砲レンズととはいえなくとも、ライフル銃って感じでしょうか。