美食探偵 | ありのす

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混沌とした毎日の日記
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ここで挟むのもなんですが、最近ややはまり気味のドラマ。

日曜夜の時間帯といい番組のノリといい、個人的には弁護士ドラマの99.9%を彷彿とさせますが、実際はどうなんだろう(スタッフとかチェックしてない)。

時々一号さんと友達がすんごい大盛りのポテトとかを食べてて爆笑してます。この受けが同じなんだけどな。そしてご飯がサイドテーマというところも。

 

中村倫也さんという俳優さんはちらほらあちこちで見かけてはいたんだけど、最近ブレイクしたなという感じで、でも出演歴が凄い多いですね。ベテランですね。

私が引っかかったのはずばり声ですねー。

ミュージカルかなんかで歌っていたのを聞いていい声だなと思ったんだけど、普通にセリフを言っていても独特の響く声をお持ちで、これは俳優さんとしてはかなり得だと思います。

個人的に声のいい俳優さんて好きだし。

あと、なんでかお若いのに独特の落ち着きがあって、人に教えるのもうまい(志村動物園見た。わかりやすい)

そういう特性がこのドラマにはばっちりはまってる。

 

インテリアとか舞台とかもろもろがわりにクラシックな雰囲気ですが、それも合ってます。相手役に小池さんを持ってきたところも素晴らしいキャスティング。

二人とも、なんか演技にタメ(セリフがゆっくりだし)があるタイプでテンポがちょうどあってると思いました。

 

まあ、見始めたの4話でグルメの話のはずなのにいきなりバラバラ殺人展開してて、ほんとに美食なのかって展開でしたがガーンお前が犯人だ!っていうのも探偵の話の割には少ない。

名前がコレだから言いますが、江戸川乱歩の某超有名シリーズの黒蜥蜴の部分だけ引き延ばした感じですね。多分そうなんだろうけど。小池さんが黒蜥蜴なんだろう。

恋愛要素もろもろ入っているせいか、謎解きは案外とおざなりです。というか見ていると途中からどうでもよくなってきます・・・毎回マリアさんがどこででてくるか楽しみだ。

 

このドラマもスケジュールの都合でわりに早撮りされたようなんですが、そろそろコロナの影響が出てきてしまって、こないだはラストシーンだけ、長いテーブルの端と端で一号さんとしゃべるシーンがあって、何だろうこのスペースは、と思ったらコロナのせいだったらしい。(ソーシャルディスタンス)

この演出だとわざとやってる可能性がかなり高い。

 

しかしこれだけ盛ってるネタの中で私が一番笑ったのは、お見合いの場で「長男」なのに「五郎」だということが分かったところでした。どういうネーミングなんだ。どうして5から始めたんだ。

先週の特別編でも明智さん自ら「ではCM入ります」と仰ってました。違和感ないです。

このままコメディ極めてくれたらわりに見るかも、中村氏。

 

そして毎回ラストで必ず鳴る宇多田ヒカル。贅沢ですねー。