Goodwife  | ありのす

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混沌とした毎日の日記
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前回の感想を書き忘れたのですが。

正直、結末直前に、は?という展開があって面白かった。

鉄道の運行過失は、実は電車のブレーキの不調に問題があった→東京地検が事前に把握してる事実だった→現行の東京地検が責任を問われる→夫を逮捕においやったライバルが窮地に立たされる

という流れで、実に最後の5分で、はあ?と思わされたのですが。

こんなにうまく決まるものかな。まあそこが、ドラマであって筋書きのトリックというところですか。

 

たぶん原作に織り込まれてるものなのでしょう。ハリウッド的プロットはあまり好きじゃないけど、これはおもしろかったですよ。

ていうか、獄中から弁護士と妻を操ってクリーンヒットを決める夫、怖すぎ。

唐沢氏の演技がワンパなのではといわれていますが、まあどうせ真黒だし、いいんじゃないかなと思ってます。この場合わけわからん人に見えた方が怖いし。唐沢さんはもともと感情移入しにくいタイプに見えるので、今回は役に合ってると思います。

がんばって拘置所脱出してください。どうやるのか見ものだな。

 

面白い割に視聴率が稼げないといってるようですが、まあ裏番も毎回強力なので(今回は松本清張。実は黒木華の鬼熊も見たいんだけどなー)。キャスティングも前回指摘の通り、パッと見ベテランの俳優陣なので、新鮮みが少ないといえば少ないのでしょう。若手って言うと水原希子と北村匠海くらいですもんね。

ただ、全体的に演技は安定してるので安心感はあるかなー。

 

ベテランといえば、今期ドラマがなんか全体的にキャスティング薄いなあと思うのは、もしかして「7つの会議」にベテラン俳優全部もってかれたせいなのかと邪推してしまいます。すごいよねえ、あの映画のキャスティング。

 

エンディングに惹かれて毎回見てるだけにしては面白いドラマです。褒めてる?