読書メーターで見てて気づいたんだけど、この人同じ大学の同世代だー
しかも同じ学部。
自分の学科にはいなかったような気がするのだけど
ということでいきなりびっくり発見
評判はとってもよい作家ということで、単独のインシテミルとかボトルネックとか、折れた竜骨とか(これは面白かった)いろいろ読んでみたのだけど、SFっぽいものはいまいちよさがわかんなかった。
で、一番評価の高い氷菓シリーズを読んでみた。
やっぱりシリーズモノをはなから読むのが一番かも。
高校の古典部という、まあ小さい世界の話で、流れも結構ゆっくりなのだけど、それに慣れてしまうとなかなか面白いです。
どんな小さな世界にも謎がある。ってことですかね。
私人気があって読んでない作家の本を、シリーズ途中の短編からとか(遠回りする雛ですね)つまみぐいする習性があるらしくで、途中だからたいてい世界観がよくわかんなくて終わったりする。
森博嗣さんもそうだったなー。
シリーズでなくても、やはり初期作品を読んでからのほうが良さが分かる気がします。
村上春樹さんもそうだったけど、最初に読む本が結構重要で、そのイメージがついてまわるのですが、最初の本があんまりよくないところから入ってることが多い(村上氏はねじ巻き鳥クロニクル1巻でした。知る人ぞ知るあの強烈な)
というわけで、今は米澤作品発掘中です。この人も作品によってかなり作風の変わる人だなー。
感情表現なんかがかなり控えめなのが好みです。