図書館の魔女 烏の伝言 | ありのす

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混沌とした毎日の日記
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最近久々に読んだ分厚い本DASH!
本シリーズのスピンオフというか、マツリカ以外が主人公という流れで隣国の剛力(荷物運び)とかストリートチルドレンといった、割に身分の低い人たちを中心にした話。
図書館はどこにも出てこない汗

まあでも、隣国の生活がいろいろとわかったり(本編で国単位の革命があったのですごく荒れている)、殺し屋が出てきたりといろいろミステリ要素も強く、厚いけど最後まで引っ張られる本でした。
ラストがちょっと説明的なのが惜しいけどね。

今回マツリカはラストのほうにちょこっと、キリヒトは出てきません。
代わりに、キリヒトレベルといわれる殺し屋がちょっと出てきたりして、私は気になりました。
牛目ねー。これ本編にでるかな。

というわけで緻密なファンタジーの世界が着々と構築されてるこのシリーズですが、次回作もあるのかな?
分厚さの割に続編がでたのがえらい早い感じだったので、ちょっと期待しています。

映画になるくらいの大作だけど、逆に2時間3本とかでは収まらない感じだなー。