ニコルさん | ありのす

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親から情報。

震災で町がなくなった東松島の野蒜に、植林をするという活動が行われているそう。


塩害と、津波の危険性のために住むことが出来ない土地になったので、公園化という話は以前からあったようですが。

政府が作る公園ってだいたい、人がいつかないようなデザインが多かったんですよねむっ

しかし今回、CWニコルさんが御自身の植林活動の一環として、野蒜の植林にも乗り出したそうで、これは心強いなあと思いますグー

http://www.afan.or.jp/kinkyuproject/index.html


ニコルさんのHPでご指摘の通り、日本は昔植林のため、天然林をばっさりと伐採して、あとに杉の苗木だけを植えました。

杉は根が浅く、土砂を抱える力が弱いので、杉林は土砂崩れがおきやすい。

ご存知の通り、スギ花粉は花粉症の原因になりました。

植えた杉を誰も手入れしないので、森が荒れました。

動物達の生活圏が変化しました。


これだけみても、まるっきり先の読めてない馬鹿な事業だったのですが、ニコルさんにやっていただけるなら、おそらくブナとかクヌギとか、100年先を考えた植林をしていただけるはず。と思っています。


しかし、先日読んだイトイ新聞刊の、「できることをやろう」という本では、「やみくもに沿岸部を居住禁止にするのはいかがなものか」という別の提案もあったのでDASH!

簡単に言うと、船のへさき形のビルをたてて下層階を商業用、上層を住居用とし、その形で津波の威力を殺して、同時に沿岸部でも住めるようにする。という案だそうです。

住みたいところに住むにはそういうやりかたもありますよね・・・。

そもそも、次いつ津波が来るのか、生きているうちに来るのか、誰にも分からないのに住居禁止とか、沿岸部に壁をたてるとかショック!


普段の生活や景観、観光地としての役割を津波のためだけに全部投げ捨てるというのもなんか極端なようなあせる

政府は住民の話をもっともっと聞くべきだよなあと思う。

偉そうに「視察」とかばっかりしてないでねパンチ!