こないだZepp仙台であったバンプのコンサートで、チャマが感極まって泣いてしまったというニュースをぐるっぽの方で知った。
今年はいまだにいろんなミュージシャンが東北に来て(と私は長野にいるけど、あえて書こう)くれて、仙台生まれの私も大変嬉しいです。
励ましのライブにきてくれてありがとうだけど、半年以上たっても忘れずにいてくれることにもっとありがとうを言いたい
やっぱり9ヶ月たって、仮設住宅も建ったし原発もなんとか落ち着いた(本当に落ち着いたのか懐疑的ではありますが)し、というあたりで、普通の人は仕事もあるし自分の生活もあるし、何だかんだいって忘れていきがちなところなんだと思います。
だけど今年はツアーを行うミュージシャンがことごとく東北を回っているといっても過言ではないくらい。
震災支援のボランティアソングを作ったバンドも数多くいますね。
12月10日のB’zのコンサートで聞いた稲葉さんの長いコメント(珍しかった・・・)でも、未だに震災が終わったなんて彼らは思っていないんだなあと感じて、心強い感じがしました。
で、震災直後のコメントでどのミュージシャンも、「こういうとき音楽って何の役にもたたないと歯がゆく感じた」という趣旨のことを言っているのが印象的でした。
結果的には皆音楽に戻ってきて、CDの売り上げやライブの売り上げを寄付することで支援しているわけですが、今回のことでミュージシャンたち自身も成長したんじゃないかなと思う。
特に、チャマみたいに現地の人の痛みを自分のことのように感じてくれる感受性は、やはり感覚をなりわいにしている人だからなのかなあと個人的には思っています。
チャマありがとうね。君は本当にいいやつだよ・・・