NHKで見て思い出しましたが、今日で丁度2ヶ月目なのですね。
正直ここまでいろいろな処理に時間がかかるとは、誰も思ってなかったのではと思います。2ヶ月がこんなに早く感じられたことってほかにないな。
原発が完全に止まって、後処理ができるまでは地震の余波が収まったとさえいえない状況なのですが。
福島に限らず、もともと大きいわけではない町や村の中に、津波などの被害のため誰も住まなくなり、復旧が遅れる中でなくなってしまうんじゃないかと言うような自治体があることも危惧されます。
私の知ってる宮城沿岸は、松島こそ早々と復旧していますが、ほかは被害も大きいし人口は多くはないし、JRも全くとおってないところがいまだにある。
まずJRを通すにしたって、今までの線路の場所でいいのかという問題はあるでしょうし。
町の場所を動かすといっても、沿岸の今まで住んでいた場所が平らな土地の限界だったりして、あとは山を切り崩して棲むしかないようなところばかりなわけです。
平野の広いところで移動するのとは全然手間が違います。
テレビで見てたら、漁村の村民達が自分たちで用地を探し、役場の人を呼んで、逆に提案している場面がありました。
今回みたいな広範囲の場合は、むしろ地元の人たちに用地やら仮設住宅の場所やらを検討あるいは提供してもらったほうが、何も知らない役人がやってるよりいいような気がするけど、どうなんでしょう。
避難している人たちが同じ場所に集まって、自分たちの町を自分たちで再興する案を検討したほうが、活気も出るだろうし早いんじゃないかという気がするのですが・・
今は偉い人がやるようになってしまったけど、そもそも自治ってもともとそういうことなんじゃないのかなと。