賞賛は毒、批判は薬 | 53歳 おっさん社長の日記

53歳 おっさん社長の日記

このブログはもう8年ぐらい前から書いております。タイトルも入れ替えて、月に数回書いていきたいと思います。コメントは放置でしたが今後は書くようにしたいと思います。

おはようございます。

昨日は、長尾たかし先生の講演会を開きました。お越しいただいた方はありがとうございます。ドタキャンも結構出たので空いている席があったのがちょっと残ですが、中国に関していろいろと新しい話を聞けました。

長尾先生は、やはり情報通ですね。5月には尖閣諸島に行くんだととのことですので、いければ行きたいなと思いました。

それから、その後は別の会合に参加してきました。なんだかはしごっていうのは、個人的には好きでないのですが、かぶるときにはかぶるものですね。

そこには新しい出会いがあって、結構ためになりました。

長尾先生の後援会に来てくださった方、立川でお目にかかった方は誠にありがとうございます。これをご縁に、また何かできるといいなと思いました。

それにしても、今日はいい天気です。5月のはじめはこんな天気に何日続きますが、こんな日は、どこかに行きたくなりますね。

今日はスクーターで移動中に驚いたのは、ほとんど警察官の姿を見かけませんでした。オバマ訪日で大量動員された方々もオバマさんが現在はマレーシアに行っているということで、しばしの休日ということなんですかね。

まあ、僕も事務所でこんな文章を書いたりしているわけですがね。

さて、今日のテーマはこの話です。

人間生きていて僕のように50歳ちかくにもなると、もういい加減、誰かからのおしかりは勘弁して欲しいとは思っています。

嫌なことは聞きたくもないし、ごくまれに褒めてくださるような言葉は、それはうれしくなってしまいます。

人間なんてそんなものなのですが、でも、実際にはその逆だったりします。

つまり、タイトルのとおりで、賞賛は毒で、批判は本来は薬のはずです。

ここで一つ質問ですが、あなたは完璧な人間ですか?

どの人に分け隔て無く接して、常に相手のことを考える、いわゆる利他がエゴに優先する聖母のような心を持っていますか?

まあ、拙ブログを読んでくださっているということは、僕のことを知りたいとか、おっさん何を言うてんのやろ?とか、いろんな動機があると思うんです。ですが少なくとも聖母のような方ではないですよね。僕が聖母のような清らかな心はまず持っていませんからね。その文章を読んで共感してくれると言うことは、あなたも大概どこかにエゴがあるということです。

残念ですが、聖母のようなすばらしい人格者は残念ですが僕の周りにはいらっしゃいません。少なくとも僕には見えていないだけかもしれませんがね。

それとは逆にのことですが。

どんな人も完全悪人とか、完全に害のある人というのはいないものです。サイコパスみたいな人は別ですが。とにかくこれまで生きてきたということは、どこかに真実はあるっていうことですよね。

例えば、僕のようにだらしなく、自分勝手な人生を送っている人間にも、ちょっとした思いやりだったり、ちょっとした存在意義はあるもんです。

でなければ、リアルで他人とおつきあいなどは決してして貰えません。

その逆に、マザーテレサのように聖人と称される人にも、いろいろ悪い噂がありました。飛行機は必ずファーストクラスに乗り、世界各地に協会を運営するために、とにかく金のために行動したという話も漏れ伝わってくるわけです。それは善行のためではありますが、ファーストに乗るのならエコノミーに乗って差額を寄付した方がいいのではと思うのは僕だけじゃ無いと思います。

この世に完璧な人間などおらず、1人1人のどこかに真実やいい点があり、どこかに悪魔のような闇が存在しています。

ということは言葉も同じで、全く同じ発言でも取りようによっては、夢のような甘い言葉だったり、激怒を誘う厳しい言葉だったりもします。また、自分に対して厳しい言葉の中にこそ一部の真実が有り、自分への賞賛やお世辞の中に悪意があるという事もご理解いただけると思います。

これは僕個人の考えですが、人間ですので褒めて貰えればうれしいですが、どうもこの賞賛ったやつは本当に人間を腐らせる毒なんだろうなと本気で思っております。

会社やっていると、それなりにおしかりの言葉は頂戴しますが、逆にそれだけ期待をいただいているからおしかりを受けるのだろうと思って、結構真剣に承るようにしています。逆に褒め言葉は半分耳をふさいでおかないと自分のよって最悪な結果を招くこともあるわけです。

ちゅうことで、とにかく他人からの批判を自分のために生かせなくなったら終わりだよと思います。

これは、僕自身がいつも思っていることです。なので、誰かに褒められるとこっぱずかしくて、それはそれで嬉しいのですが、すぐに忘れてしまいますが、誰かが会社のことや僕のことでいろいろおっしゃる事に関しては、結構長く覚えています。

ちなみに、この文章はある人に捧げております。誰かは内緒だけど、批判に耐えられなくなっている人がいたりするのですが、そんなものは自分をちょっと変えさえすれば批判は薬になるのですよね。

さあ、今日は映画を見てきます。何を見たかは明日ご報告させてもらいますね。