ちょっとまじめに本業に関わる事を書いておきたいと思います。
既に施行されている法律ですので、法律の批判ではありません。決まっている法律を批判しても仕方がありません。
ですが、この法律はとっても大変な法律です。
法律の趣旨そのものは、とても良いものだと思います。原発が停まっている今、省エネ出来るところは何でも行う!というのは必要なことです。
ただ、これは現行法が10月1日から施行され、さらに平成27年の3月31日まで現行法が適用可能というモラトリアムがなんと1年半もあるのです。
ということは、どれだけインパクトがあるか解りますよね。
準備に1年半かかるというわけです。知らない人のためにちょっと基本的な部分からか着ていきます。
現在の建築基準法では、最低限の断熱を施すことになっています。現在は、温熱環境2等級と言われています。
それは、例えばグラスウールなら16Kなら50mmとどの種類をどのぐらいの厚さにするのかというのを選んでいくというスタイルです。
ですから、ハッキリ言って素人でも断熱材を選択して、家の仕様を決められました。
ところが新法では、家の構造の断熱をすべて+窓の性能を加味して、家全体の断熱性能の値を算出する必要があります。これは、平成27年4月1日以降の住宅すべてに当てはまります。
まあ、素人には無理です。ですが、建築に関わる技術者の方は腕はさいこうなんだけど、建築知識は素人に負ける方が沢山いらっしゃいます。
ですから、国はそろそろとこの仕組みを導入して、何とか落ちこぼれがでないようにしているのですが、多分落ちこぼれるだろうなと思っています。
ウチの会社にとってはちょっとしたチャンスです。これを簡単に計算するサービスを導入するつもりです。まあ、法律の変化をビジネスに応用するつもりはサラサラないのですが、お手伝いできることはドンドンお手伝いをしていきたいと思っております!
ということで、今日は藤井先生にお目にかかってきます。そして、こんばんは某所で宴会です。
では、またその辺も詳しくご報告させていただきます。