まあ、このブログでよく書いておりますが、私は原子力発電所を将来的に止められるようになったら良いなと思っています。
ですが、今すぐ止めるのも絶対に反対ですし、将来的にもゼロにできるかどうか解りません。
理由ですが、こんな感じです。
1.放射性物質がそれ程恐ろしいものでも無いため
人間の死亡原因はさまざまですが、放射施物質が大きく関わるという事に関して因果関係が完全に科学的に証明されているわけではありません。
また、奇形児がでたとか、ダウン症の発症率が上がったとか何とか騒いでいる方はいらっしゃいますが、例えば、ドイツでの例を引いていたりして、ウクライナ、ロシアなど近隣諸国ではそのような例は見られません。
喫煙など様々な原因は特定されていますが、年間100mSv(ミリシーベルト)以下の被爆による人体への影響は、誰が見ても納得な科学的データは存在していません。
奇形や染色体異常なども意外に少ないというのが私の印象です。少なくとも福島県中央(中通り)以西、茨城県以南、宮城県以北での影響は限定的だと思います。
もちろん、政府が規定する食品の放射性レベル100ベクレル以上でも全然平気とか、避難区域に指定されている場所のガレキを燃やしても平気というつもりはありません。ただ、少なくとも関東圏で生活している限りは、人体への影響は、全くといっていいほどありません。西に逃げている人の記事を見ますが、経済基盤を破壊されて、本当に気の毒だなと思いますね。
何度も書いていますが、福島とチェルノブイリはだいたい事故の規模では1/100程度でしょうかね。チェルノブイリでは、2000人以上の決死隊が亡くなり、福島では未だに放射性物質により入院されている方も一人もいません。記憶に新しいところでは東海村の臨界事故では確か2名の作業員が亡くなっておりますが、福島の現場はそれよりもきちんと管理されていると思います。
2.反原発団体の多くが怪しい団体
全てとはいいませんが、反日組織が反原発と結びついていいるとの話が友人関係からちょくちょくもたらされています。
実際は、中核派、革マル派などの過激な左翼思想の持ち主だけではなく、日教組系の団体や在日韓国朝鮮人系の組織などの旗が反原発の集会に行くとたなびいている様です。
さらには、支那本国が本腰を入れて日本の反原発を支援しています。反原発団体に資金提供までしている例があるとのことで、これを追っかけている友人や知人がいますのでそのうちニュースになるかもしれませんね。
もちろん善意でやっている方も沢山いらっしゃると思いますが、本当のところその組織の資金源やトップの方がまともな方かの確認は必要ですね。
ちなみに、警察庁の公安当局は全員チェックしています。普通のデモに参加する人間も、もちろん団体首謀者も写真に撮られて裏を取っていますからね。探られたくない人は参加しない事です。
3.エネルギーバランスを壊している
福島の事故の前は、原発の発電量が25~30%でした。現在ほとんどゼロ。東電管内はゼロですね。
このため、火力の割合が80%前後になっています。中部電力管内では、80%の火力の内、80%が天然ガス。その60%をカタールから輸入しており、備蓄量は1ヶ月です。また、ガスの単価も米国企業の購入単価の5倍以上となっております。他の電力会社にとっても似たようなものでしょう。
一時ならともかく、もう動かせないというのであれば原子力発電所は、国が買い上げるなどの措置が必要ですしね。そうしたら、数十兆円という費用が、まったくお金を産まない施設に投入される事になるのですが、それでも良いのでしょうか。
太陽光発電を増やせばという方がいらっしゃいますが、現在家庭用の電力の購入単価が1kwhあたり24円前後、工業用は12円前後ですが、太陽光発電は42年で電力会社が買わされます。あなたの電気代が2倍、工業用品も10%以上値上げされてますが、それでも良いのでしょうかね。
また、太陽光パネルの製造にあたり使われる電力、エネルギーはそのパネルの発電量とほぼ同等といわれております。つまり地球全体にとってあまり意味の無い事をしているという自覚は必要です。
4.経済的にもまったく無意味
支那、韓国の電子力発電所の数は、計画中のものも合わせると100を超えます。つまりは、あと15年もすると100もの原発が日本を取り囲むのです。その中で日本だけが脱原発を叫ぶというのはあまりに情緒的で、あまりに身勝手です。
さらに、電力コストが上がっていくと製造業が出て行きかねません。製造業がでていくと雇用も不安定になりますので、経済的なメリットもありません。
ということで、過激な活動をされるのも結構ですが、イヤなら出ていけば?となるわけです。世界各国で原発の無い国は、ドイツ以外は本当に小国に限られますし、そのドイツですら電力コストの増大で、反原発を諦めないといけない事態になるかもしれません。
何となく不安だという方は、きちんと勉強さえすれば問題ない事をよくわかってもらえると思いますし、はっきりと反対という方は、問題のあるとされるデータだけ見ている可能性があります。世の中に出回っている科学的データの中に、放射性物質が低レベルでも人体に影響を与えるというデータは全体の10%あるかないかでは無いでしょうか?つまり、ほとんどのデータは影響ないというものばかり。
児玉龍彦、小出なんとか、武田なんたら、木下イエローなどなど、学者やジャーナリストが騒ぐ反原発は、反日勢力が後押しをしていると考えても過言で無いくらいう怪しいバックがついています。
どんな主張をされるのもご自由ですが、もうちょっと冷静に考えられると何となく見えてくるものがあると思いますけどね。