LOMOチック | 旅するカメラ

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旅と歴史、そしてカメラ。

私のトイカメラは「HOLGA 」。
中国のメーカーである。

HOLGAも有名だが、トイカメラでもう一つ有名なのがロシア製の「LOMO」。
これまた独特のレンズの歪みが可愛い写真になるのでオシャレなガーリーな写真が撮れると人気のトイカメラ。

HOLGAは五千円くらいだがLOMOは2万円ほどするのでもはや「トイカメラ」と呼んでいいのか分からないが・・・


と言う事で値段的に買う事を躊躇ってしまったまま現在に至るのだが、
憧れのLOMO風に写真を簡単に加工する事が出来る夢の様なソフトがフリーである事を知り
さっそくダウンロード。

それがこれ。
ROUNDRECT X RUSSIA



teatimelogic さんが配布されているフリーソフト。
この他にもたくさん面白いソフトがあるので一見の価値あり。



ただ、Macにしか対応していないらしい。
こんな時Macにして良かったと心から思う私・・・


で、さっそくLOMO風に写真を加工してみよう!


・・・と思ったのだが、ソフトを開いてみてもシンプルすぎてどこをどうしていいのか分からない。
バーのメニューも英語だし。
ファイルを開こうとしても表示がグレーになっていてファイルを開くを選択出来ない。
うーん、困った。

と、ふと気が付いた。
JPEGの画像ファイルを開く時に【このアプリケーションで開く】でアプリケーションを選択して開けばいいんだ。
もう少し早く気が付けよって感じだけど・・・。





ちなみにフィアルと開くとこんな感じ。
かなりシンプル。
かなりスタイリッシュ。
センスを感じずにはいられない。


使い方は本当に簡単。
左側の【JAPAN】と【RUSSIA】のつまみを調節する事でLOMO度を変える事が出来る。
RUSSIA度を上げると本当に中心部しかピントが合わなくなるので面白い。
それと同時にFIT TOの横の数字を変える事によって画像の大きさを自動的に変換してくれる。
ただし、あまり大きく変換すると時間がかかってしまうので注意が必要か?
更に、元のJPEGファイルも一度サイズを小さく処理をしたものを使う事をお勧めしたい。
元のサイズが大きなファイルをRUSSIA度を最大限にして大きな画像に編集しようとすると
かなりの時間を必要とする事になるらしい。



また、写真の角を丸くする事も出来る。
左側の一番上にある【ROUND】のつまみを調節する事で角の丸さを調節できる。
ちょっとこれは便利かも。


LOMOチックコスモス

ROUNDRECT X RUSSIA
・ROUND 25PX
 ・EDGE HARD
・FIT TO 500 × 500 PX


おお~。
確かにデジタル一眼レフカメラで撮った写真なのに、ちゃんとLOMOチックになってる!
面白い~。


LOMOチック新幹線

0系新幹線なんてオモチャみたいに写ってしまうよ。(LOMO度50%)



お城をトイカメラ風に加工するとどうなるんだろう?
カッコいいお城が可愛く変身してしまうんだろうか・・・。

LOMOチック熊本城

うわ。
カッコいいはずの熊本城でさえなんだかレトロで可愛い感じに変身。
恐るべきLOMOチック効果。



実は「写真を加工することに頼ってしまうと上手にならないよ。」と、注意された事がある。
自分としてはせっかくのデジタルカメラなんだから・・・画像処理しないのも楽しく無い気がするのだが。
だけど心のどこかで「あまり撮った写真を加工するのはいけない事なんだろうか?」という葛藤があるのも否めない訳で。

まあ、写真を楽しむのも色々あるからね。
と言う事にしておこう(笑)