先日伊丹にある修道院へ行ってきました。
ふたりのシスターが、二年を迎え、初誓願という大切な式をむかえられるということで、
友人と私に招待状が届いたからです。
彼女たちとの出会いは、おととしの冬に被災地ボランティアで
岩手に行ったとき。
そこにはシスターズリレーで、1週間か2週間かわからないけど、
シスターたちが交代できていて、たまたま私たちがいったときに
彼女たちがすれ違いでいまして、一晩一緒にすごしました。
とても短い時間だったけど、カトリック信者ではない私たちは
なんとも失礼な発言もいっぱいしましたが、そんな私たちに笑顔で答えてくれたふたり。
手紙でのやりとりはあったのだけど、なかなか会うこともできず、一年以上がたった
今、こういう形で再会できたことを、心から嬉しく思います。
初めて会ったときは、シスター一年目で、可愛らしく、ある意味不安定さもあったのかもしれない。
でも、二年をむかえ、今回の誓願式では、とても大きく感じ、
私たちに安心感を与えてくれる、そんな素晴らしいシスターになっていました。
最後に一時間時間をいただくことができ、四人でケラケラとわらいながら話すことができた。
私がいつも思うこと。
「これでいいのだろうか?」
彼女たちも同じだった。
導かれているのはあきらかにわかるのだけど、
決して神・ガイド(言い方は人それぞれです)は押し売りをしないということ。
とても、優しく、心地よい風のように、背中を押し、メッセージを与えてくれる。
それを信じて、すすむ私たち。
道は違うけれど、自然に自分が生まれた理由、そして使命へと
導かれてすすんでいるんだね。
と・・・すっごくよくわかるし、同じなんだなと実感した貴重な一時間でした。
そして最後に彼女は「躊躇することなく、なんでも話せる友達ができ、神様に心から感謝しています」と
いってくれた。
私たちは、道、立場、年齢、そのすべて超え、魂で接することができる
そんな大切な友達なんだなと思った。
彼女たちは、今月、日本を離れ、また違う地で二年間生活をするそうです。
今回のタイミングで再び会えたことに感謝します。
また、二年後、私は彼女たちの帰りを、両手を広げて迎えたいと思う。