教えずに教えるテニススタイル バックハンドスライス編 | TENNISUMI

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娘が小さい頃はストライダー、小学生になってからは自転車とテニスのネタ、中学生になったらテニスのネタと備忘録。
テニスは目指せ全国大会でしたが、何とか出場が叶ったので、これからは思春期の子供の親としてつらつらと書いています。

週末はテニスが出来ないぶん、他のスポーツをしながらフォームを作りました。

 
土曜日は夜から某小学校の体育館でバドミントンの練習。メインはスマッシュでトロフィーポーズを維持したまま移動しながらショットを打つ&後ろに下がりながらのショットを反復しました。
 
スクールメイトの仲間も一緒でしたが、初めてのバドミントン体験は戸惑うことばかりだったそうです。テニスでは基本的に地面からワンバウンドしたボールを打ちますが、バドミントンはノーバウンドのままで返すために、タイミングと距離感を掴むまでは苦戦したものの、コツさえ掴んでしまえばあとは慣れたもの。テニス選手だけあって15分程でむすめとラリーが繋がるようになりました。バドミントンはコートが狭いぶんだけショットとショットの間隔が短いので30分も続けると息ゼーゼー&汗びっしょり。腰より高めのシャトルをヒットするコツを掴んだみたいです。
 
 
そして日曜日はラケットテニス。これまた体育館のバドミントンコートを使い、スポンジベースのボールでテニスをするのですが、ボールが軽いぶんだけボールの変化が半端じゃない。スライス気味のスピンサーブなんかは空中で30度近い角度変化をしたり、バウンドしてから直角に曲がったりとボール遊びとしても面白くて、むすめと夢中になって2時間遊んだら、翌日は足腰がガタガタに。普通のテニスだったらインパクトの前に踏み込んで、インパクト以降はカラダを伸ばすのですが、ラケットテニスの場合はバドミントンの様に踏み込んで打つために、ハムストリングから大臀筋をフルに使う必要が出て来ます。
 
今回はいままでテニスでは打ったことのないバックハンドのスライスをマスターすべく、ドロップショットごっこで遊びます。ミッションはたったの二つ、バックハンドはシングルハンドで打つこととボールにスライス回転をかけること。フォームは特に指示することなく本人任せ。きっと打ち易いフォームとフットワークは自分で見つけ出してくれるはずです。


 
 
さすがに途中からはコツを掴んだようで、ネットギリギリの鋭いスライスを返せるようになりましたが、彼女にとっては練習ではなく、トリックショットごっこみたいなもので、嬉しそうにこれを1時間も続けてくれたからこっちはゲッソリ。ボール拾いで体育館中を走り回りましたとさ。
動画をよく見てみるとしっかり踏み込んで、カラダを開かずに、ラケットを前に出す動きが自然とできているので、バックハンドスライスの基本的な動きを遊びながらマスターできたみたいでビックリ。
 
あまりに疲れたので途中からはスマッシュ練習。今度は私が壁を背にして球出ししたので、遠くまでボールを拾いに行く手間は省けました。
 


 
前日にバドミントンでスマッシュ練習をしたせいか、動きながらでもしっかり打ち込んでくれました。トロフィーポーズをしっかり作り、カラダを捻ったままで移動すればミスする確率が減ることもわかったみたいです。
 
今日も夜はみっちりバドミントン2時間練習!
 
テニススクールに行かない日でもテニスに繋がるトレーニングは欠かさないようにしなければ。