2018年七五三の傾向とこれからの対策 写真館経営コンサルタント 井口章 | PhotobizNetwork 船井総研 井口章のブログ

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船井総合研究所 写真館経営コンサルタント 井口 章(いぐち あきら)のブログ。

写真館業界は、まさに繁忙期真っ最中のことと思います。

 

今は、かなりお忙しい写真館が多いことと思いますが、

 

多くの写真館では、今年は、猛暑の影響を受けたのではないでしょうか。

 

実は、写真館業界だけでなく来店型の商売は良くも悪くも、ほぼ影響を受けたことと思います。

 

さて、この時期が繁忙期になる理由は、写真館において売上構成比の高い七五三が集中してくるからですが、

 

今年は、猛暑に絡んで影響がありましたので、今シーズンの七五三の傾向の振り返りから、

 

この後の取り組み、来シーズンの取り組みについてまとめたいと思います。

 

今年2018年は、春の立ち上げ時期は、比較的良かったと認識しています。

 

しかし、7月初旬の猛暑関連での不幸なニュースなどから、お子さんを持つ方、ご高齢の方が外出することを顕著に控えたと考えます。

 

したがって、7月、8月の撮影件数は例年にも増して減少傾向になりました。

 

その後、9月に入り中旬頃から、撮影件数も安定し始めたようです。

 

例えば、こんなお話もありました。お宮参りの撮影ですが、夏の撮影時期を外したため、随分と大きい赤ちゃんだった。

 

ところで、これからですが、例年以上に後撮りの強化をしておけると良いと考えています。

 

夏は暑かったから七五三のお祝いはしないという方は、ほとんどいないと思いますので、その分、9月以降、撮影が集中していることと思います。

 

したがって、予約に入りきらなかったお客様、最初から混むことを想定して時期を後ろ(気温の低い時期)にずらすお客様、

 

このようなお客様も増えるのではないかと想定しています。

 

このようなことから後撮りをしっかりアピールできると良いと考えています。

 

来シーズンは、気候は予測できませんが、「猛暑が来る」と想定して計画を立てておくことが良いと考えています。

 

さすがに台風までは想定できませんが、猛暑は、ある一定期間(7月、8月頃)で想定出来ます。

 

「猛暑が来る」ことを前提に計画を考えれば、夏前の前撮りは、より精度良く立ち上げることが重要になります。

 

さらに、秋は混むと想定し、スタジオオペレーション、予約の取り方・予約枠なども検討しておけると良いと思います。

 

来年は消費税も10%になります。

 

事前に、どうなりそうかを想定し計画を立てておけると良いですね。