長所伸展法を活かすための前始末 船井総研 写真館経営コンサルタント 井口章 | PhotobizNetwork 船井総研 井口章のブログ

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船井総合研究所 写真館経営コンサルタント 井口 章(いぐち あきら)のブログ。

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長所伸展法

短所には手をつけずに、自社の長所、自分の長所に注力して、もっと伸ばしていこう

という考え方です。

この場合の長所は、その言葉の通り「長所」です。

「短所」は、その項目の標準レベルはクリアしているけど、

それ程、得意でもなく、突出した長所ともいえないことです。

したがって、標準レベル以下のことがあります。

これを「欠点」と言っています。

長所伸展法は、短所は手をつけず、長所をもっと強化することですが、

標準レベルをクリアしていない「欠点」は直さなければなりません。

せめて標準レベルにするということです。

店舗で考えると、クリンリネスや品揃え、接客などがあります。

組織で考えれば、マネジメント、コミュニケーション、運営、執行管理などがあります。

しかし、この欠点に気付くことがなければ、欠点を直すことも出来ません。

そんな時に役立つのが、内部環境のSWOT分析です。

一般的にSWOT分析といえば、

内部環境の強み、弱みと外部環境の機会と脅威を分析することを言いますが、

内部だけで考えると以下のように捉えることが出来ます。

強みは、自社、自分の長所

弱みは、自社、自分の短所、欠点

機会は、潜在的な長所、つまり、今は明確な長所ではなく、いずれ長所になる可能性のあること

脅威は、潜在的な短所、欠点、

つまり、そのまま放置すると、近い将来、自社、自分にとって明らかに短所、欠点になることです。

この機会=潜在的な長所、脅威=潜在的な短所・欠点を知ることが出来れば、

もっと良くなるための準備ができ、

または、将来、起こりえるトラブルを回避することが出来ます。

こんな風にSWOT分析を考えてみるのも良いと思います。


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次回は、6月22日(水)です。

次回は、昨年から始まりました店舗視察です。

次の時流の予兆を感じられる店舗です。

今から、アンテナをはり、変化への対応準備をしておく時期にきたと思います。

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